11月16日(土) 、晴れ時々曇り 小浜市から宮津市 74.98キロ
朝、ラジオ体操の音で目が覚める。寝袋に頭までくるまっていたので、明るくなっていることに気がつきませんでした。
急いでテントを撤収。露がついていないのでアッっという間に完了です。
すると若者が数人、駐車場で何やら打ち合わせている様子。そのうちにもっと大勢の人が集まり、お揃いの、工事の人がきているようなベストを着て公園の清掃が始まりました。
こんなに大勢で清掃するところを見るのは初めてです。とても気持ちがいい光景でした。
敦賀からもうすでに始まっているリアス式海岸。そこを道路で行こうとすると、海岸沿いの町を抜けて峠やトンネルを越え、そしてまた町の繰り返し。とくに山道に入ると路肩の幅がなくなり、ダンプなどの大型車が通るときとても緊張します。
でも、起伏があって苦しい反面、変化に富んでいて面白くもあります。
舞鶴でちょうど昼時となったので、この地方の牡蠣が食べたくて、定食屋でカキフライ定食を注文しました。メニューにカッコ書きで3個と書かれていて、「少ないなぁ」と思いましたが、出てきてみるとみな大振りな牡蠣で、大満足です。
1日前までなら温泉手形で入れる温泉が、今日の宿の割と近くにあったのですが、12月号ではちょっと遠い場所の温泉になってしまい、到着時刻を考えると諦めざるを得ませんでした。
そこで、天橋立駅のすぐ横にある〈知恵の湯〉に行くことにしました。
宿からは2キロ弱の距離で、駅の観光案内所で割引券をもらって700円のところを600円で入ることができました。受付には番台に居るようなおばちゃんが、ちょっときびしい顔で座っていました。
温泉の湯屋も木の桶に木の腰掛けと、懐かしさ満載でした。
今日の宿は宮津のゲストハウスでハチハウスというところです。オーナーが面白い女性で、好きなのはプロレスと銭湯だそうです。
この日の泊まりは台湾からの女性5人のグループ(内1人は男だと思っていたら翌朝よく見ると女性でした)、京都の大学院生の女性、連泊の男性(一度も顔を合わせず)、そして私を入れて8名。満室でした。ドミトリーという相部屋で2段ベッドのそれぞれがカーテンで仕切られるようになっていました。
その日、オーナーの友達でゲストハウス内にあるバーの常連さんがチゲ鍋をやろうというので、仲間に入れてもらいました。7時頃から始め、9時頃に食事から帰ってきた女子大院生も話に加わって(テレビのターミネーター2を見ながら)映画の話や女子大院生のニューヨークでの留学の話など、0時少し前まで話してました。
チゲ鍋は豚肉、鶏肉、海老、白菜、ネギ。次につみれとカニを入れ、締めにラーメンと水菜。
お腹いっぱい。