今日は、自転車日本一周のこれまでの旅のデータなどをまとめておきたいと思います。ちょっと長くなります。
PART Ⅰ、「奥の細道と東北の旅」は、神奈川から青森を経由して新潟まで。走行距離 2187.84キロ、2019(平成31)年4月29日から同(令和元)年6月4日まで37日間の旅でした。
5月26日、秋田の大潟で転倒。左肘を打撲し腕が紫色に腫れました。
6月4日、新潟から小樽行きのフェリーに乗りました。
PART Ⅱ、「北海道一周の旅」は、走行距離2468.83キロ、6月5日及び9月25日から10月28日まで35日間の旅でした。
北海道の初日、札幌で受診し骨折が判明。9月23日まで療養期間がありました。24日に札幌に入り、翌日から旅を再開しました。
途中具合が悪くなり、50キロほどを車で移動しました。
10月28日、小樽から新潟行きのフェリーに乗りました。
なお、療養期間中に自転車の乗り方を研究し、旅の再開後はそれを実践し修正してきたおかげで、足への負担がかなり減り、長距離を走れるようになりました。
怪我の功名ってやつですね。
10月29日、骨折の経過診断のため一旦自宅に向かい、翌日受診後にそのまま新潟に戻りました。
自転車日本一周の旅PARTⅢ「西日本日本海沿岸と九州一周の旅」は一応10月29日からとすることにしました。骨折の受診も旅のうち。
当初予定していませんでしたが、サドイチという自転車で佐渡島を一周するイベントがあることを知り、ちょっと走ってみたくなりました。まずは佐渡島一周を目指します。
新潟港発のフェリーに乗船するまで時間があったので、まず、自転車の整備を行いました。タイヤの前後を入れ替えたのとブレーキの調整を行いました。そして汚れを落としてやったら気分も新たになりました。
続いて知り合いのところへ寄ってみることにしました。
通信の大学でスクーリングのときに、頭痛がしているといったら、常備している薬を分けてくれたのでした。
その彼女が経営しているお店ミルキーリムーバブルサロンを訪ねてみました。男はあまり馴染みのないお店なのですが、挨拶だけと思えばわりと躊躇なく入れました。
受付のベルを鳴らすと、そのお店で働く女性が現れ、要件を伝えると
「今接客中なのでしばらくお待ち下さい」
とのこと。待ちながら、自分のことを覚えているだろうかとか、どのくらい時間がかかるのだろうかとか色々考えていました。
すると5分くらいで現れました。
しかし、私の顔を見て怪訝な顔をしています。
「大学の大雪の日のスクーリングで、薬を分けていただいた者ですが」
といったら思い出してくれました。
「後輩もよく隣の演芸場に来ているんですよ」
隣に古町演芸場というのがありました。
アーケードの中にあるお店で、良い場所にありますねといったら、
「雪が降るともうだめでね」
とのこと。そして
「新潟のお天気は変わりやすいから」
とも言っていました。
「写真を撮りましょ」
そう言ってスマホでツーショット。そういえば、あのスクーリングの時もみんなと写真を撮っていたなと思いました。
フェイスブックもそのとき彼女に勧められたのでした。
「お客さんを待たせているので」
そう言って奥へ消えて行きました。
新潟では快晴で、予報では佐渡も晴れでした。しかし上陸してみると雨が上がったばかりという様子でどんよりとした雲が空を覆ってました。
「新潟のお天気は変わりやすいから」彼女の言葉が頭をよぎります。全くその通りだと思いました。
フェリー乗り場から15キロほど南東に走りキャンプ場に向かいます。今までの北海道とは違い、なによりも暖かいと感じました。また家と家とが近いことも北海道とは違います。そして金山で繁栄したためでしょうか、大きな家と蔵が多いなと感じました。また北陸地方と同じく黒瓦が多いのも印象的でした。
では、このへんで。
【データ】
10月29日(火)、曇り 新潟港から新潟駅 4.3キロ 新潟駅から自宅(鉄道)
10月30日(水)、自宅から新潟に移動(鉄道) 走行0キロ