Hakuto-日記

定年後を楽しく、生きたい人生を生きる!

2019.6.3 PART Ⅰ 奥の細道と東北の旅(自転車日本一周36日目)

6月3日(月)、晴れ 長岡市から新潟市西区 76.82キロ

朝、公園を散歩する方に出会いました。自転車で日本一周をしているというと、名刺が欲しいといいます。こんな旅人にそんなことを言われたのでびっくりです。いったいなにをするのでしょう。けれど、旅に出る前に肩書きのない名刺を作って持ってきていたのでそれを渡しました。
 
「ここは生まれたところなんですよ」とわたしがいうと、
「私は生まれてからずっとここにいますよ。いいところでしょう」
確かにこの季節はとてもいいです。けれど冬を経験していないのでなんとも言えません。
 
見附の田んぼの中を走っているとき、スクーターに乗ったおじいさんに声をかけられました。
「日本一周はすごい。オレは長岡一周だってできないよ」と言っていました。その気になれば出来ますよ、と心の中でつぶやいてから、お礼を言って別れました。
 
今朝は、栃尾から見附を通って長岡の河井継之助記念館に向かっています。その途中で良さそうな食堂を見つけ、昼は後でここに寄ろうと決めて記念館に行きました。
 
記念館で入館券を買う時、山本五十六記念館が近くにありますよと教えてくれましたが、今回は河井継之助だけにしました。館内に入ると、小学生の団体が説明を受けています。小さい頃に郷土の偉人について学ぶことはとてもいいことだなあと思います。そうすることで自分の生まれたところに愛着とか誇りをもてるようになるのではないでしょうか。
 
わたしは、河井継之助の真っ直ぐな生き方に共感を覚えました。こういう骨のある人が日本にいたのですね。なお、来年司馬遼太郎の「峠」をもとにした映画が公開されるようです。
 
今日はあとは8号線で移動するだけ。とりあえず、さっきの食堂に向かいます。
食堂に入り、注文した品をもってきたおかみさんに
「あ、さっきの日本一周のおじさんだ」と言われました。今朝、後ろ姿を見ていたそうです。こちらも、
「この前を通って、ここで昼を食べようと戻って来たんです」
 
勘定をしようとしたら、饅頭をひとつくれました。そしてお店のほかのお客さんに
「日本一周の人」と声をかけているので、ニコッと笑って会釈します。
店を出るときお客さんが「気をつけて」といってくれました。
 
午後は8号線のバイパスのような道ばかりで特に綺麗な景色のところはありません。西区にある公園はキャンプ場のように芝が綺麗でトイレも綺麗、テーブルもあって快適です。
 
明日はフェリー乗船日。札幌では元の職場の友人に会う予定。それから整形外科を受診しようと思っています。
 
では、このへんで。

 

 

f:id:Hakuto-MA:20200930204836p:plain

栃尾を流れる刈谷田川

 

f:id:Hakuto-MA:20200930204941p:plain

河井継之助邸趾

 

f:id:Hakuto-MA:20200930205109p:plain

記念館の裏手

 

f:id:Hakuto-MA:20200930223050p:plain

裏手に参勤交代などの説明が

 

f:id:Hakuto-MA:20200930210143p:plain

記念館の庭園

 

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

最後までお読みいただき

ありがとうございました!!

 

映画「峠  最後のサムライ」は役所広司主演で今年の9月25日に上映される予定でしたが、延期となっています。

 

これからも応援

よろしくお願いします!!