Hakuto-日記

定年後を楽しく、生きたい人生を生きる!

初ホノルルマラソン体験記 その2【ハワイ1日目】

アラ・ワイ運河

前回のつづき。

いよいよハワイ到着。

第1日目の様子をお届けします。

 

ホノルル1日目 ビブス受け取りとクルーズ船

シャトルバス

入国審査を無事に終えてホノルル ダニエル・K ・イノウエ国際空港の建物を出ると、まずは黄色いアロハシャツを着た人を探した。

 

今回はツアーではなく、エクスペディアから航空券と宿泊を予約したと言ったが、現地での行動にあたり、楽天トラベルのオプショナルツアーを申し込んでいた。それは、空港からワイキキまでの往復のバス、夕方のサンセットディナー&ショークルーズ、パールハーバーツアーである。すべてチップを含めた料金なので煩わしさがない。

 

ちなみにドルのキャッシュは71ドル用意していた。銀行ではなく金券屋で両替をした。チップ用とザ・バスに乗るときのための1ドル札を11枚(それがその店にあるすべてだった)、20ドル札が3枚である。

 

まずは空港からワイキキまでのシャトルバスだが、これはロバーツ・ハワイという会社が運行している。その係員の目印がイエロー・アロハシャツなのである。

 

ぼくがシャトルバスの発車する場所に行った時にはちょうど一台止まっていて、すでに乗客も乗り込んでいた。しかし、その前には20数人がベンチに腰掛けていた。次のバスを待っているためだとだんだんわかってきた。そして20分くらいして次のバスがやってきたけれど、僕の名前は呼ばれず、結局その次のバスに乗ることになった。

 

バスを待っている時に、ぼくより少し年上かと思われる人から声をかけられた。

「ホノルルマラソンですか」

「ええ、そうです」と答える。

「もう何度か走られているのですか」

「いいえ、ハワイに来るのもマラソンを走るのも今回が初めてです」

そう答えると

「わたしは60歳の時に初めて走って、それから毎年来ています。今回が13回目です」

ちょうどそのときにぼくの名前が呼ばれたので、挨拶をしてバスに向かった。

バスに乗り込んで様子を見ていると、その男性は一番最後に呼ばれてバスに乗り込んできた。

 

シャトルバスはハイウェイを走ってワイキキ市街に向かう。そして、宿泊先のホテルの前でひとり、またひとりと乗客を降ろして行った。

 

ぼくの番が来た。今回泊まるのはアクア・スカイラインホテル・アット・アイランド・コロニーというところ。降りたのはぼくひとり。午後1時になっていた。

 

チェックインの受付机(カウンターではない)はピロティーで入口横の外にあったので少し驚いた。先客がいたので少し待ち、続いて受付を済ませる、と書くと簡単にできたみたいだが、実はほとんど英語が聞き取れず、そして喋れない。ここでリゾートなんとかの支払いがあるとかなんとか言っているようだ。

 

エクスペディア予約の時に現地払いがあると書かれていたのでそのことだと理解した。支払いはクレジットカード? と訊かれたのか、こちらから訊いたのかも覚えていない。あとは部屋のカードキーと注意書きの紙を受け取り、Wi-Fiについて説明してくれた(ようだった)。

 

部屋は26階だった。簡易キッチン付きの部屋である。ハワイは物価が無茶苦茶高いので、節約のためにモンベルのリゾッタやアルファ米などを持ってきた。お湯が沸かせればOKだったので、普通の部屋でも良かったかなと思った。しかし、あとで食器などがあって助かったので、キッチン付きにして正解だった。

 

ベランダからの眺めはよかった。ワイキキビーチはビルの陰で見えなかったが、アラ・ワイ運河が見下ろせた。

ベランダからワイキキビーチ方向の眺め

 

パケット・ピックアップ(ビブス受け取り)

ハワイ コンベンションセンター

部屋に入るとまずは昼食。だが、食べ過ぎていたのであまり腹は減っていなかった。機内でリュックに入れてきたカップケーキと部屋に置いてあったドリップコーヒーの昼食をとった。

 

さて、このあとの予定はハワイ・コンベンションセンター1F パケット・ピックアップ会場でビブス(ゼッケン)を受け取り、それからサンセットクルーズである。

 

ここでゼッケンを受け取る


クルーズへはホテルから5分くらいのところにバスが迎えに来る。出発時間は16時20分。それまでにゼッケンを取りに行ってくれば良い。

 

ハワイ・コンベンションセンターは、ホテルから歩いて20分ほど。街の雰囲気を味わうにはちょうど良い距離だ。ゼッケンを受け取り、ホノルルマラソン記念商品などを眺め、ahamoの抽選会が終わるとアナウンスが聞こえた。

ホノルルマラソン2024記念Tシャツなど

それはもうすぐ浅井えりこさんと野田晴彦先生のスペシャルトークライブ が始まるというアナウンスだった。予定表を見ると14時半から15時までと書かれていた。クルーズ船には十分間に合うので聞いていくことにした。

 

あまり期待はしていなかったが、これは聞いておいて良かった。ぼくのマラソン計画は[最初に少し飛ばしていく。徐々にスピードが落ちてくるのでなんとか頑張る。最後は歩いてもOK。ゴール手前で少し走ってゴールする]というものだった。

 

だが、浅井さんはズバリぼくのような考えで走る人が多いが、貯金するつもりでも貯金にならないとキッパリ。それよりも走る時のペースは変えない方がいいという。そして給水の時に歩いて足を温存した方が足の痛みなどを遅らせることができるのだという。

 

なるほど、そうなんだ。ぼくは言われるままに計画を見直すことにした。そしてそれが功を奏すことになる。

 

15時にトークショーが終わり、マラソンのスタートとなるアラモアナ公園入口の前を通ってホテルに帰った。

 

サンセットディナー&ショークルーズ

16時、再びホテルを出る。集合場所はシーサイド通り(ぼくの止まったホテルの前の道路)のロス・ドレス・フォーレス前だ。ここはアウトレットのお店だということだ。

バスはすでに到着していた。申し込み時のIDと名前を告げる。バスには3組しか乗っていなかった。

 

バスはそれからいくつかの集合場所を回る。するとバスは満員という感じになった。そしてワイキキから西に向かい、アロハタワーの近くの港に到着した。

 

このツアーは楽天トラベルだけではなく、多くの旅行会社の客が参加していた。そしてみなカップルばかりだったのである。たまにグループもいたようだが、一人で参加しているのは自分だけのようだ。

 

船に乗り込み案内されたのは一人用の席。てっきりグループの席に座るものと思っていた。それはすこし寂しくもあり、気楽でもあった。

 

乗り込むとすぐに食事が始まる。前菜はすでにテーブルに用意されていた。席に着くと飲み物を聞かれる。1杯は料金に含まれていた。続いてなにか英語で喋っているが全くわからない。するとネームプレートをつまんでぼくに見せた。どうやら私が担当しますということらしい。

 

「よろしく」。なんと日本語でしか言えなかった。

 

前菜の後はメインを載せた大皿が目の前に置かれた。ロブスターと聞いていたがクラブ(かに)とビーフとチキン。それにマッシュポテトと名前のわからない野菜。

 

 

クルーズ船は5時半頃にゆっくり動き始め、港を出航した。

そして5時50分頃に日が沈み始めた。ワイキキもの街に灯りがともり、水上に浮かぶような夜景が眺められた。これはもうカップルばかりになるのは当たり前だ。だけど、ひとりで眺めてもやっぱり夜景は美しかった。

 

晴天の夜。月が高く輝いていた。

 

今回はここまで

 

 

広告