Hakuto-日記

定年後を楽しく、生きたい人生を生きる!

油断大敵、転倒

26日目は実は大変だった。竜飛岬からルート339の眺瞰台を通る道を選んだのだが、これが想像以上にきつかった。途中からは自転車を押しながらでしか進めなかった。そして時間ばかりがたっていく。今日は金木町にある太宰治の斜陽館を見学する予定だった。

眺瞰台の難所を越えたあとは日本海からの向かい風が行く手をはばむ。だが斜陽館の開いているうちにたどり着かねばならない。頑張った。そしてどうにか閉館20分前に到着する。見学後、立ち寄った食堂のおじさんの息子さんが竜飛岬に自転車で行くと言ったとき、その道はやめておけと言ったそうだ。結局、息子さんは山越えルートで行ったそうだがやはり自転車を押して登り、パンクもあって大変だったそうだ。

 

翌日からはわりと平坦なルートを進む。だが前日の疲れが脚に残っていてちょっとした登りがきつかった。温泉で疲れを癒す。

そして28日目、とにかく真っ直ぐで平坦な大潟を走っていた。そんな道にちょっと飽きてきた頃道の駅があった。ここで休んでいこう。手前の建物の駐車場から行けそうだ。信号も青だ。ひょいと曲がって横の入り口から入ろうとしたとき、車の進入を防ぐ車止めに前輪右のバックが当たり、左に転倒。左肘をしたたか打ち付ける。

道の駅で手拭いを濡らして冷やし、日陰のベンチでしばらく座っていた。

ともかく昼食をとっておこうと道の駅の食堂に入る。座った席の前に周辺の地図があり、そこに整骨院の文字が。電話を掛けると、休日なのに診てくれるという。触って痛みの場所を確かめると骨折はしていないという。ついている。この先旅を続けられる。電気マッサージをして湿布をしてもらう。

 

今日は6月1日、34日目である。だがまだ腫れは引かない。一週間しても腫れが引かないようならヒビが入っている可能性があるので病院に行くようにと言われていた。嫌な予感。