Hakuto-日記

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山上の水洗トイレ 【両神山登山】その2

小屋入口

 

前回は、埼玉県秩父の両神山登山1日目で、日向大谷から清滝小屋まで登ったところまでを書いた。

清滝小屋は現在管理人がおらず、避難小屋として解放されている。

ここにテント場があり、ここでテントを張った。

翌早朝、両神山山頂(剣ヶ峰)を目指す。

challe.info

 

山上の水洗トイレ

清滝小屋のトイレ

清滝小屋に到着すると、避難小屋として使われているのを確認しに入り口まで行ってみた。

続いてトイレに行く。トイレは小屋の少し下に別棟として建てられている。当然男女は別々で、男性は裏側に回る。

中に入ってみると、中くらいの公園にあるような普通のトイレだった。普通のというのは山の上ではなく地上の公園のという意味である。

 

トイレの中の手洗い場

普通のトイレ

中は普通に水栓のついた手洗い場があり、その奥には男性の小用便器に水を流すボタンがついている。大のほうは翌朝使用したが、こちらも水洗だった。

先日の富士見平のトイレは、微生物で分解する仕組みのトイレであった。それでもマシなほうだと思われる。

それが、山の上で水洗。しかもトイレットペーパーもちゃんと備え付けてある。管理は小鹿野町おもてなし課が行っているようだ。

水洗の水は溜めた水を使っているとのことだが、雨水なのか沢の水なのかはわからない。あるいはその両方なのか。

また、冬季は水洗トイレは使用禁止となり、さらに隣にポツンと建てられた冬用トイレを使う。

それにしても、管理人のいない小屋でトイレットペーパーを備えてあるということは、誰かが定期的に運んできているということである。本当に頭が下がる。

ちなみにトイレ棟横に休憩所があり、屋根があってその下にテーブル、ベンチが設置されている。その横には洗い場があり、水栓をひねると水が出る。ただし飲料はできないと書いてあった。

到着していきなりトイレの話ばかりだが、こんな山の上で水洗トイレなんて本当に驚いた。言い忘れていたが、トイレ内も綺麗できちんと掃除もされているのだろう。

 

 

テント場

ほぼ平らなテント場

トイレの後、小屋の間を抜けて少し上がったところの右側にテントを張っているのが見えた。ちょうど食事の支度をしているところだったので、ここがテント場かと聞いてみると、小屋の向こうにもテント場があるということだった。

そこはテントが3張りほど張れるくらいのスペース(詰めればその倍くらいは張れそう)があり、洗い場もトイレも近かったので、その方のすぐ下にテントを張らせてもらうことにした。

 

この一番下が洗い場

 

結局ぼくの後に登ってくる人はおらず、こちらのテント場は朝まで2張りだけであった。

テントのペグは片側だけ土に埋め込むことができたが、もう片側は砂利がたくさん埋まっていてペグが刺さらなかった。

近くに大きな石がたくさんあったので、その石にロープを巻いてテントを固定した。

 

テントを張り終えると明るいうちに夕食だ。今回は非常食として前から家にあったアルファ米のチキンライスを持ってきた。

ちょうどよく平らな石が転がっていたのでそれをテーブルがわりにして湯を沸かす。

 

テントの中に座って

 

食後のコーヒーを飲んでいると、洗い場に女性二人が歯磨きにやってきた。小屋かテントかわからないが他にも宿泊者がいるということがわかった。

 

夜中は相当冷え込んだ。

新しいダウンシュラフだけで大丈夫かと思っていたが、それだけでは寒かった。ダウンジャケット(こちらもおニュー)をシュラフの中に入れて羽織ると寒くなくなった。先日の富士見平での夜よりは十分暖かく、しっかり睡眠も取れた。

 

 

両神山登山

翌朝は、明るくなる少し前に起きて朝食の準備を始めた。朝食はモンベルのリゾッタにする。これはお湯を注いで3分で食べられるすぐれもの。いっぺんにお湯を沸かしてこのリゾッタとコーヒーを同時に作る。

5時45分、雨具や行動食などをザックに詰め、テントを残して登山開始。

するとその少し先をちょっと太めの男性が登っていった。

登り始めに大きな岩があり、中がえぐられてそこに水が滴っていた。それから斜面をジグザクに登っていく。

 

水が滴り落ちていた

前を行く男性

前を行く男性はゴープロで動画撮影しながら登っているらしく、行ったり来たりしていたのですぐに追いついた。

その時少し話をすると、避難小屋に泊まったということで、他にもう一人いたということであった。その人は使わなかったそうだが、布団も置いてあったということである。

山小屋の後継者問題などを話していると、下から健脚の男性(ぼくと同じかもう少し年上か)が登ってきた。足元を見ると長靴である。今朝、日向大谷から登ってきたということだった。

当然、道を譲って先にってもらう。

 

ジグザグの折り返し

産泰尾根にでる

 

ジグザクの坂を登り終えると産泰(さんたい)尾根にでる。ここから鎖場がたびたび現れる。

 

鎖場があらわれる

これは文字が逆さの道標

鎖場は一人ずつ

横岩

そこから横岩まで岩場が続く。ここで後から登ってきた2人に道を譲る。

横岩から急坂をひと登りするとそこにアカヤシオツツジが咲いていた。そのあと比較的なだらかな道になる。そこに両神神社が現れる。ここまで標準コースタイム通りちょうど1時間だった。

 

アカヤシオ

両神神社

狛犬(狛狼?)

本殿内

こちらは御嶽神社

 

コースタイムは普通に歩いてかかる時間の平均タイムだと思うが、鎖場やロープのある場所は基本一人で通るため、混雑した場合はもっと時間がかかるだろう。

 

両神神社の先にはもうひと社並んで建っており、ガイドブックには御嶽神社と書いてあった。

 

そこからもしばらくなだらかな道を左右にアカヤシオを眺めながら進む。

 

なだらかな道

アカヤシオ

ちょっと寄ってみた

頂上は近い


再び登りがキツくなり始めたところで向こうからさっき追い越して行った人たちが下山してきた。

それで頂上は近いのだとわかる。

最後に大岩の鎖場を登ると頂上だ。7時12分だった。ここからの展望もはるか遠くまで見通せて素晴らしかった。

 

頂上直下

両神山山頂

自撮りは難しい

ここで記念写真を撮ったが、自撮り棒を持ってこようと思っていたことを思い出す。次回はきっと忘れないようにしよう。

少し遅れて頂上に到着した隣のテントの住人は、その先の東岳の方へ向かっていった。ぼくはここから同じコースで下山だ。

下山を開始すると多くの人とすれ違った。登り優先なのでなんども立ち止まって道を譲る。鎖場で待っていると関西弁のおばちゃん二人が疲れて足が上がらないといっていたが、それでも口だけは元気でずっと喋りながら登っていた。

疲れても明るい会話をしていると元気が出てくるものなのだろう。こちらも思わずにっこりしてしまう。

産泰尾根からの下りは傾斜が急で、上から見るとずっと下まで見える。ここで転んだりしたら下まで一気に行ってしまうだろうかなどと余計なことを考えてしまう。

だから余計に慎重に一歩一歩確実に下っていった。

8時20分、清滝小屋に戻ってくる。それからテントを撤収しザックに詰め終わると9時だった。

 

コーヒーブレイク

それから休憩所でコーヒーを淹れ、行動食を食べて少しのんびりする。休憩所は登山客でいっぱいになった。

下り始める前にもう一方のテント場を見に行った。

そこには一張りのテントがあり、昨夜歯磨きに来た女性二人が近くにいた。

 

もう一方のテント場

 

9時半に清滝小屋を降り始める。

沢の水が始まる源流を確認したり、連続する小さな滝を見下ろしながら下っていく。もちろん多くの登山者と出会う。

 

ここが薄川の源流か

小さな落ち込みが続いている

白髪のご婦人がいたので、「いいお天気ですね」というと「抜群の天気です」との返事が返ってきた。抜群と聞いてなんだか嬉しくなる。

 

七滝沢コースとの分岐地点の会所を越えていくと、修験者に出会う。こそこそ後ろから写真を撮った。

 

修験者に出会う


11時7分、日向大谷に到着。そこから階段で駐車場(バス停)に降りる道があったのでそこを下っていき、無事駐車場まで戻ってきた。

 

 

 

最後に

日向大谷から自宅までバイクで帰らなければならないので余力を残してきたつもりだった。

けれど結構疲れている。

どこかで休んでお昼を食べたい。浮かんだのは蕎麦であった。美味い蕎麦が食いたい。

帰りながら蕎麦屋を探す。

事前に全く調べていなかったので行き当たりばったりである。

37号線を走っていたら、蕎麦屋の看板があったのでちょっと横道に入る。

するとそこは「そば福」という人気店で、駐車場はいっぱいだった。バイクなので隅っこに停めて店まで行って声をかけると1時間待ちだという。1時間はちょっと長いのであきらめて先へ進んだ。

そば工房 そば福

 

しばらく進んで次に行ったところは道の駅あらかわの正面にある「あづまや園」という店だ。

こちらも順番待ちで、結局名前を書いてから食べ始めるまでに40分かかっている。この店のそばは秩父山のそばを自前で挽いているそうで、美味いそばだった。

おまけに秩父鉄道の線路脇にあり、ちょうどSLが通るのを見ることができた。

もしまたくる機会があれば、今度は「そば福」のそばも食べてみたい。


では、このへんで

 

 

www.sobafuku.net

azumayaen.storeinfo.jp

 

 

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