Hakuto-日記

定年後を楽しく、生きたい人生を生きる!

2019.6.2 PART Ⅰ 奥の細道と東北の旅(自転車日本一周35日目)

6月2日(日)、晴れ 五泉市から長岡市 57.58キロ

今朝、キャンプ場の管理をされている方と話をしたら、なんと神奈川県の私の家の近くに7年間暮らしていたというので驚きました。これまでに出会った方々も、神奈川県にいたことがあるという人が多かった気がします。その方は、これから行く栃尾までの道順を詳しく教えてくれました。けれど、こちらは調べてもいないのでちんぷんかんぷんです。
 
すぐ近くの交差点にあるコンビニで朝ごはんを食べていたら、3人組のヘルメットをかぶった人たちが入ってきました。食べ終わって表に出ると、ロードバイクの側で立っていました。同じ自転車仲間、なんとなく親近感が湧きます。今日は日曜日なので、揃って走りに行くそうです。だいたい100キロくらい走る予定だそうです。こちらは旅のコースなどを話ました。
 
新潟の海岸沿いの道は、歩道の草が刈られていなかったり、歩道が途中で切れてしまったりと、とても走りにくかったけれど、このあたりの道は車があまり通らずとても走りやすいと感じました。
 
今向かっているのは長岡市栃尾で油揚げが有名なところです。昔は栃尾市でした。かつては長岡から電車も走っていて、見附市の上見附駅を経由して栃尾までいっていました。この電車には乗ったことはないのですが、廃線になる時のニュースを聞いたのを覚えています。
 
そのほか、上杉謙信が家臣の謀反で栃尾城に落ち延びたとか、官軍に長岡城を落とされたとき、指揮官の河井継之助がいったん栃尾に引いて、城の奪還作戦を開始したとか、いろいろな話があります。
 
実は、栃尾は私が生まれたところなのです。けれど、数ヶ月しかいたことがないので、これが初めて見る景色です。途中の道は小高い山を越えると平地が広がり、また小高い山があります。何回かこれを繰り返すのですが、どうも先ほどからよくロード乗りを見かけます。上りの途中で休んでいたら、その何人目かの人が道路を横断してこちらにやってきました。
 
「いやー、こんなに荷物をもって坂を上るのは大変でしょう。すごいですね」
「いえいえ、上り切れずに休んでいるところですよ」
「こっちは、軽いから楽なんですよ、ほんとにすごいですよ」
「ところで、さっきからよくロードバイクに乗った人を見かけますが、このあたりは練習コースなんですか」
「こんど、長岡で100キロを走るイベントがあるんです。このあたりがコースになっているからでしょう」
なるほど、けれどこれだけアップダウンがあるとキツイだろうな。
その方は親切に栃尾までの道を説明し「二つ目のトンネルを抜けたらすぐですよ」と教えてくれました。
 
叔母の家のそばまで行くと、叔母が道路脇で出迎えてくれました。もうすぐ90歳になるというのに背筋が伸びて若々しいです。叔母は母の妹で、母が亡くなった時以来で14年ぶりになります。残念ながら、同い年のいとこは社員旅行で留守でした。けれどお嫁さんから塩飴などの差し入れをいただきました。
 
暗くならないうちにおいとまし、せっかくなので栃尾の温泉に入り、道の駅で油揚げ入りのうどんをいただきました。そんなことをしていたら暗くなってしまったので、近くの公園を探してキャンプ。
 
では、このへんで。
 
 

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案山子の家族 かな

 

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まだ雪をかぶった山々

 

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山に囲まれた平地

 

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山を抜けてきて

 

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油揚げうどん

 

 

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