Hakuto-日記

定年後を楽しく、生きたい人生を生きる!

2020.2.7 PART Ⅳ(最終章)瀬戸内と四国一周そして東海道の旅(自転車日本一周174日目)

2月7日(金)、晴れ 田原市から湖西市 88.31キロ

今日も晴れ。でもこの冬一番の冷え込み。ただ風は穏やか。
 
今日は伊良湖岬から昨日回れなかった、芭蕉句碑と杜国公園を回ってから浜名湖西岸のゲストハウスへ向かいます。
 
遠州灘に面した渥美半島の南側はサーフィンのメッカだそうです。それにロードバイクもよく見かけました。多分信号が少ないためでしょう。
 
伊良湖岬に近づくと自転車道が海岸沿いを走っているのに気がつき、そちらへ行ってみました。綺麗な長いビーチが続いて、海には多くの大型船の陰が見えます。
 
公衆トイレに入ると、「椰子の実」の曲が流れていました。この辺りに流れ着いた椰子の実の話を柳田國男が島崎藤村に語り、それをもとに藤村が詩を書いたのだそうです。歌碑もあると案内にありましたが、自転車道はその前を通りませんでした。
 
伊良湖岬灯台には歩いて行き、そのあと自転車で岬をぐるっと回りました。そのまま昨日の保美に向かって少し走ったところに芭蕉句碑がありました。芭蕉も街道を外れてこんなところにまで来るとは、杜国を本当に大切に思っていたのでしょう。
 
昨日行った保美に杜国公園があります。ここは杜国屋敷址と石柱に刻んでありました。そして杜国の句碑が建っています。そこには「春ながら名古屋にも似ぬ空の色」とありました。よほど名古屋が恋しく、傷心のままこの地で過ごしていたのでしょう。悲しい句です。
 
さて、これから今日の宿まで頑張って走ります。でも脚が重たく体調はいまいちです。鼻水も止まりません。ドラッグストアに寄って風邪薬を買いました。
 
ドラッグストアから出てくると駐車場に1台の車が止まり、中から腰の曲がったおばあさんが降りてきました。すこしヨロヨロしていたので、大丈夫かなと思ってじって見ていたら、こちらの自転車のプレートを見て
 
「日本一周、えらいね、やろうと思ってもなかなかできるもんじゃないよ。実際にやるのはえらいね」
そうやってこちらが励まされました。
 
この後渥美半島の南側に出ました。こちら側は北側に比べてアップダウンが多くてきついです。
 
少し暗くなって宿に着きました。いよいよ神奈川県の隣、静岡県に入りました。
 
では、このへんで。
 
 

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穏やかな朝

 

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菜の花畑

 

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小高い山とキャベツ畑

  

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美しい浜

 

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反対側

 

 

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伊良湖岬の案内板

 

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美しい恋が浜

 

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潮騒の神島が見える

 

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伊良湖岬灯台

 

 

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杜国屋敷趾にある句碑

 

旅の概要はこちらからどうぞ↓

challe.info

 

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