12月8日(日) 、快晴 串間市から南大隅町 83.5キロ
昨夜はそれほど寒くないと思っていたら、深夜から気温が下がり始め、朝起きたら霜が降ってテントが凍っていました。
夜中にトイレに起きたとき、川霧が辺りを包んでいて朝もずっと霧の中。朝日がだいぶ昇ってからようやく日が差し始めました。
テントを乾かしている時に男性が話しかけてきました。
「宮崎は寒いでしょ」
その方も神奈川出身で、母親の故郷である串間市に10年ほど前から住んでいるとのことで、
「宮崎、いいところでしょ。どうです、こっちに住んでみたら」
一人でも人口が増えるとありがたいそうです。串間市も人口が減少しているとのことでした。
鹿児島県に入ると車も少なくなり、やっと車道を走れたということに加えて、道がよく整備されているのでルンルンでした。それに歩道ほど神経を使わなくて済むのも、とってもありがたいことです。
くにの松原から先は、車が通れないサイクリングロードを走ったせいもあるけれど、大隅半島を横断中、店が一軒もありませんでした。
けれど快晴の「かごしまロマン街道」は道がきれいで眺めもよく、今まで走った中でも最高の道だと思います。
山の感じがどことなく丹沢みたいでした。
ちなみに、くにの松原近くの大崎市の公園では、サイクリングのイベントを開催していたので、スタッフの方にどんなイベントなのか聞いてみました。すると説明を聞いている間にも続々とライダー達がやって来ます。慌てて後ろに下がりました(後で調べたら「ゆるぷらサイクリングinおおすみ2019」というイベントでした)。
今日のキャンプ場は夕日が綺麗だと聞いてはいましたが、本当にとても素晴らしい夕日とロケーションで、しばらくボーッと眺めていました。
では、このへんで。