Hakuto-日記

定年後を楽しく、生きたい人生を生きる!

MTBでグラベル 【土手道をいく】

土曜日にMTBに乗る。

川を下って海まで、とはいかずその手前までだったが、川の様相の変化が楽しめてたのしかった。

そしてその半分近くがグラベルでこれまた楽しい。

今日なそんなコースをご紹介。

 

雑草だらけの道から

家から幹線道路を渡って農道に入っていくと、笹張川という小さな川に出る。

ここは田んぼの畦道をちょっと広くしたくらいのところで草だらけだ。

実際に左手は田んぼなので畦の土手道ということになる。

幸いそこは草刈りがされていたのでどうにか走りきることができた。リアのギアを一番軽くしてではあるが。

いったん舗装路に出てふたたび川沿いの道に戻るともうそこは渋田川になっている。

ちょうどここで渋田川、歌川、笹張川の三川が合流するのだ。

渋田川はここから少し上流に遡ったところの芝桜が(このあたりでは)有名だ。

 

ここから狭い土手の道を走る。

ときどき軽トラでも走るのか二本の轍が見えているけれど、その両側にはハンドルの高さくらいまで草が伸びていて、右に左に草を避けながら進んでいく。

少し進むと新幹線のガード下を潜る。

さらに登り返して川沿いを行こうとしたら、そこはほとんど人も車も通らないらしく、草に阻まれて断念。農道らしきグラベルを行くことにする。

 

ふたたび舗装路に出て川沿いの道に戻る。

そこからも相変わらず背の高い草が茂っているが、そこは散歩をする人がいてそれほど大変な道ではなく、距離も短かかった。

 

 

たくさんの橋

川沿いの道を走っていくと、何度も橋を越える。

いや、実際には橋ではなく橋に続く道を横断するわけだ。

このあと何度もそうした道路を横断するわけだが、横断歩道があるのは確か1箇所だけだったように思う。

車が1台やっと通れるような橋は、ほとんど車が走らないので問題ないが、少し広い道だと渡るのに苦労する。

確かなのはいったん自転車を降りて歩いて横断する方法だ。

このほうが危険が少ない。

 

さて、さきほどの辺りからは舗装された道が多くなる。

まずは桜並木が現れる。

花の季節にはこの木の下に大勢の人がやってくるのだろう。

だが、いまは葉桜で見事なまでにたくさんの葉に覆われている。

するとその先は行き止まりになっていた。

左手には赤い橋がみえる。

この土手の左側には用水路が走っていて、ここで川に合流していた。

赤い橋を渡ってそれから道路を横断し、さらに下流に向かっていく。

 

この辺りはこれまでと違って両岸が木々に覆われていなくて流れもなんだか緩やかな気がする。

もともとこの辺りは平野の中の平野といった感じで川の流れは緩やかだ。

そしてこの先から川幅が少し広くなる。

そうして橋に続く道路を横断していくと、橋から橋までの道に変化があって面白い。

犬を連れて散歩する人やランニングをする人と出会う道、近道をするのか割と車が通る道もある。

ようするに生活する場の道路だ。

橋もいろいろで楽しい。

道の脇には花が咲いていたり。

川にはサギが餌を探していたり。

ムクドリが元気よく飛んでいたり。

 

 

川の合流

渋田川はどんどん川幅を増し、住宅も川の近くまで迫ってくる。

右岸に親水公園というのが見える。

橋を渡って行ってみると、さらに向こうに川が見えた。

そこは鈴川で、ちょうどこの親水公園の下のほうで渋田川に合流する。

これだけ川が合流するのだから、ともかくこのあたりが一番低い場所なのだろう。

 

さらに下っていくと前方に高麗山が近づいてくる。

このあたりで唯一の山だ。山というより丘といったくらいの低い山だが、そこだけぽっこりと出っ張っているので遠くからでもそれとすぐにわかる。

 

舗装道からより川に近い方に道が分かれている。そこはグラベルになっていた。

そこから川の方を見ると建物が見えなくてなんだかいい感じである。

 

そろそろ引き返そうかと思っているところに大きな橋に出た。平塚大橋だ。

渡ってみる。

すると、渋田川の向こうにさらに別の川があった。

同じくらいの川幅である。金目川だった。

なんとこの橋は二つの川を跨いでいた。

 

その橋を渡ってから高麗山の方に南下した。

すると小さな橋があった。

案内板を見ると河内川とある。

この橋の袂のコンビニで水分とカロリーを補給。

まあ、水と羊羹なんだけど。

そしててっきり自転車にボトルホルダーをつけていたと思ったらついてなかった。

さて、水をどうしよう。

Gパンの後ろポケットに入れてみたらなんとか納まった。よかった。

 

ここから河内川に沿って細い道を金目川に向かっていくとサイクリング橋というのが右手にあった。

つまり、川の左岸を行ったので、右に曲がれば河内川を渡ることになる。

けれど、まっすぐの道には多くの人がいたのでそっちへ行ってみた。

 

川幅はさらに広くなってそこに三羽のシラサギがいた。

鷺舞の鷺みたいだと思う。いやいや鷺舞の鷺のほうが本物を真似たんだっけ。

行手にはキックスケーターをやっている子供と腰掛けて見守る大人。

散歩の人、ランニングの人。

そこを自転車で潜り抜ける。

するとなんと行き止まり。

つまりそこは中州の行き止まりであった。

戻ってサイクリング橋を渡って下流に見える橋まで行くことにした。

 

 

帰りは右岸を引き返す

その橋まで行くと、金目川と渋田川と河内川が合流して花水川になっていた。

いよいよここから引き返すことにする。

元にもどるには、渋田川になるまで左岸を上流に向かう。

そして先ほどの親水公園の先で右岸側(進行方向左)に渡った。

右岸川の方がグラベルが多かった。

でもどちらかというと砂利道よりも草の柔らかい道のほうが多い。

こういったところはタイヤの太いMTBが有利だ。

 

さらに進んでいくと、ものすごいところに出た。

ものすごいというのは草がすごいのである。

いちおう車の轍のようなものはあるが、しばらく通っていない感じ。

ブレーキやスプロケットに草を巻き込みながらどうにか切り抜けた。

あまり長い距離ではなかったのでたすかった。

 

新幹線のガードをくぐって次の橋を渡る。

そのまま行くと芝桜の方に行ってしまう。

帰りは笹張川から分かれて新幹線の高架に沿ったところを走っていった。

そこは車では走れないような草の道だった。

徒歩かトラクターで行くような道だ。

そこを抜けると田んぼの農道グラベル。

このあたりはまだまだグラベルロードが多いことを知る。

これからますます楽しめそうだ。

 

 

最後に

家に帰ってからスプロケットに絡まった草を取り去った。

これが意外と厄介で、けっこうくるくると絡まっている。

さらに真っ黒な油だらけ。

それからどうもギアの入りが良くなかった。

一旦入っても隣のギアに変わったり、再び戻ったりと勝手に動く。

倒したりしていないので、いつのまにかズレてきたようだ。

今度しっかり手入れをしてあげよう。

 

では、このへんで

 

 

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