土曜日にロードバイクに乗ったことを前回書いた。
そしてその翌日。
訛った体が教えてくれたのは、ロードバイクに乗るために必要な筋肉。
それほど筋力が衰えていたとは・・・
ロードバイクに乗った翌日
日曜日、朝目覚めると太陽が眩しいは良い天気だった。
梅雨の晴れ間だ。
前日は、久しぶりに乗ったロードバイクにより気分が高揚していた。
十分に満たされた気分だった。
「やっぱり体を動かすのは気持ちいが良いな」
はじめは体がだるくても、動かしているうちに気分が良くなってくる。
それに自重して走行距離は34キロ。たっぷり休憩をとりトータルで2時間半をかけている。
それなのに・・・
そう、もうお気づきだと思うが筋肉痛があらわれたのである。
それはどこだと思いますか?
じつはそれは1ヶ所ではなく2ヶ所にあらわれた。
それほどきつい筋肉痛ではないが、痛みの程度からいくとまずは首の後ろ。
そう、長い時間、前傾姿勢をとり首を持ち上げていたためである。
2番目は肩の筋肉である。
これは力んでいたためだろうか。
いつもロードバイクに乗っている方は、「えー、そんなところに」と思われるに違いない。
「首なんてただ頭をもちあげているだけでしょ」という声も聞こえてきそうだ。
だが、そんな簡単なことで筋肉痛を起こすくらいロードバイクに乗っていなかったのである。
ああ、自分でも情けない。
しかしよく考えてみて欲しい。
頭の重さは体の10%程だと言われている。
ぼくの場合は約5キロ。
5キロの荷物を長時間手に持っていたらきっと腕も筋肉痛を起こすだろう。
ぼくの体は痩せ型で首周りも細い。
だから首の筋肉の繊維も細いと思われる。
肩の筋肉痛について思い出すのは、自転車で日本一周をした時のことだ。
出発した初日。
国道246を使って東京の深川まで走った。
あのときは自転車に取り付けた荷物の重さにぐらついて、バランスを取るのに必死だった。
東京に着いた時にはもう肩がこちこちに凝っていた。
それまで自転車に長時間乗るのはほんとうにたまにで、距離も60キロ弱というところだった。
それがその後は毎日約60キロを漕いで進んでいったのである。
とくに最初の1週間が大変だった。
肩の凝りは日々積み重なっていくし、尻が痛くてたまらない。
さらには足がむくみ出してきた。
こうした状態は1ヶ月ほど続いた。
そして尻の痛みを除き慣れてきたところで転倒し骨折。
しばらく家に戻って静養した。ところが続きを再開した後ではこうした苦痛は不思議と感じられなくなった。
完全に体が慣れたのだと思う。
もちろん坂道が苦しいとかいうことはあったが、筋肉痛で苦しむことはなくなった。
文字にすると長くなるが、こうしたことを肩の痛みで思い出したのである。
ワラーチで散歩
体の疲れや痛みと相談しながら、今日はゆっくり体を休めるか、あるいはすこしでも体を動かして体を慣れさせるか。
こうした葛藤を感じながら、折り合いをつけたのは午後3時からの散歩だった。
骨折している間はほぼ毎日夕方に散歩をした。
それを思い出したのである。
そのときはワラーチを履き、腕のリハビリを兼ねていた。固定されていない手を開閉させておくと腕の回復が早くなるからだ。
そこでこの日もワラーチを履いて散歩に出かけた。
ただ、リハビリをしていたときに住んでいたところから引っ越してしまったので、散歩のルートは異なる。
前の時は広い歩道を歩いたり、田んぼがあったり丘を越えたり住宅街を抜けたりと変化があった。
残念ながらいまの家の周辺はちょっと変化に乏しい気がする。
それに坂道もない。
そこで目標にしたのが、前に自転車で行ったことのある柏木牧場である。
牧場の売店で売っているコロッケとコーヒーを目の前のニンジンとしてぶら下げたのである。
さっき変化に乏しいと書いたが、実は最近アウトレットなるものができて、田んぼがなくなっている。また、まわりにはバカでかい倉庫がいくつも立ち並ぶようになっている。
こうしたところを抜けていった。
歩いているうちに疲れと共に腹が減ってきて、コンビニの看板が見えた時には心が動いた。
だがもう少し。思い直して歩みを進める。
ようやく柏木牧場という看板が目に入る。
近づいていくと皆車に乗ってやってくる。駐車場はいっぱいだ。
入口を入ると直ぐに売店があり、数人が並んでいた。
まわりでは誰もがソフトクリームを食べている。
だがぼくは、なるべく乳製品は控えているのでコロッケを注文した。
すると「これから揚げるので5分くらいかかりますが、いいですか」と訊かれた。
コーヒーもあるかと聞いたところ、「コーヒーは4時でおしまいです」と言われてしまった。
スマホの時計を見ると4時7分だった。
2番という札をもらい、日除けの丸い傘のついたテーブルに添えられた椅子に座って待つ。まだ暑かったが、もう日差しは傾いて傘の影に入るにはだいぶ離れて座る必要があり、ちょっとそこまでする気にはなれなかった。
コロッケは揚げたてでホクホク。うまかった。
これが120円なら安い。
もし、皆さんがここへいくなら、そしてメンチカツやメンチカツサンドなどが目的ならもっと早い時間に行くべきです。なぜならこれらは4時では全て売り切れとなっていたからです。
コロッケだけを食べたので、コンビニでコーヒーを買おうと思って歩き出す。
すると近くにマクドナルドの看板が目に入った。
あそこでコーヒーが飲めるじゃん、ということで店内に入る。
そこでたっぷりと休憩をとる。
そこからきた道とは違うルートで戻る。
途中、被っていた帽子を脱いで、夏の夕方のちょっと涼しくなった田んぼの中の道をのんびりと歩いて帰った。
最後に
散歩している間、イヤーホンでオーディブルを聞いていた。
何を聞いていたかというと、それは『日本国記』。
そう、百田尚樹氏の書いた本である。
百田氏は、自民党がLGBT法を強硬に成立させたことに怒り、百田新党を立ち上げるといっている。
国会議員はどうしてこんな日本を壊す法案に賛成したのだろう。
そもそもどうしてこんな法案を作らなければならなかったのだろう。
それにはお金という利権が絡んでいそうだし、アメリカ民主党の影も見え隠れする。
明治維新を行った幕末の志士たちは、白人たちの魔の手から必死で日本を守り通した。
現在の日本政府は江戸末期の徳川幕府のようだ。
日本人よ、目覚めよ。
アメリカがGHQが作り上げた日本人洗脳計画(WGIP)は、残念ながら深く日本人に浸透してしまっている。
残念ながらマスコミは早期にWGIPに取り込まれ、現在も洗脳を続けている。
そのことを知らぬ日本人のいかに多いことか。
そういうこのぼくも2年前まではその一人だった。
百田氏の『日本国紀』は、日本人に目覚めて欲しいという願いが込められているであろうことを強く感じた。
では、このへんで
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