Hakuto-日記

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寒川神社までウォーキング 【方位盤と渾天儀発見】


1月の初旬にキャンプ、登山、初詣と集中して出かけた。

ところがその後は、なかなか出かけるのが億劫になっている。

どうも気持ちが乗らない。

読みたい本が積んであるのもその原因の一つ。まとめ買いをしてしまったのがいけない。

数日前、それでも体を動かさなきゃと、どうにか重い腰を上げた。

それが手っ取り早いウォーキングだ(散歩といったほうがいいかも)。

これなら着替えをしなくても、靴を履けば済む。

歩き出してからどこに行こうかと考えて、初詣以来の寒川神社に行くことにした。

 

寒川神社までウォーキング

我が家から寒川神社まではおおよそ3キロ半。往復で7キロちょっとだ。

初詣は自転車で行ったが今回は歩き。

でも、せっかく運動する気になったので早足で歩いていった。

 

「よし、5本指ソックスを履いているのでワラーチで行こう」と思っていたのに、気が付けばジョギングシューズを履いていた。

「ま、いっか」ということでそのまま玄関を出る。

 

ここのところ、温かい日と寒い日が交互にやってきているが、その日は暖かい方だった。

出掛けたのは3時。薄っすらと日がさす曇った午後だった。

 

相模川の神川橋を渡る。

このすぐ上流には寒川の取水施設がある。

その下流側でひとりで釣りをしている人がいた。ヤマメの解禁までもう少しだなと思う。

 

橋を渡ると花壇に水仙が咲いていた。水仙を見ると背筋をピンと伸ばしたくなる。

 

 

目久尻川にでてその手前の川沿いを歩く。初詣の時は向こう側の参道を歩いた。

川は、両側が護岸されていてその底を水が流れている。底を流れる川の脇には菜の花がたくさん咲いていた。

 

 

 

川の向こうには大きな鳥居(二の鳥居)がすでに傾いてきた陽に照らされている。

 

神池橋という太鼓橋を渡り境内に入る。すると目の前に一の鳥居が立ちはだかる。

その下に参拝者に向けて注意事項の看板が立てられていて、境内ではマスクをするように書かれていた。

 

ここまでマスクをしないで歩いてきたが、ルールには従わなければならない。ポケットからマスクを取り出して装着。

 

だが、今時は人がまばら。他の人とは2メートルどころか近づいても5メートル以上離れている。本当に狂った世の中になったものだ。同調圧力というものは引いては言論統制に繋がっているのではないだろうか。

 

しかし、目の前を歩いている白装束の神官もマスクをしているので仕方がない。

 

コロナの現状(危機感を煽るマスコミとワクチンを打たせたい政府のこと)を考えると嫌になり忘れていたいのだが、こうした注意書きや、口を濯げない手水舎により忘れさせてはくれない。

手水舎で手を洗い、口を濯ぐことは感染対策に有効なはずなのに、それを使えなくしてしまっては本末転倒なのである。

まあ、寒川神社では手を洗えるだけましであるが。

 

本殿に入る楼門の上にはねぶた飾りで瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)と木花咲耶姫(このはなさくやびめ)が描かれており、二柱の間には幼い火遠理命(ほおりのみこと)が無邪気な笑顔を見せている。

 

 

これは初詣の時にも飾ってあった。

ちなみに瓊瓊杵尊は天照大神の孫で、火遠理命(山幸彦)の孫は初代の神武天皇である。

 

 

初詣では、参拝したあと左に抜けて出店の並ぶ脇の参道を抜けていくが、今はそこに出る門が閉ざされていた。

 

そこで反対側にいってみると、なにやら方位盤のようなものが置いてある。

 

 

方位盤と渾天儀

これまで何回か参拝に来たことはあるが、ほとんどが新年なのでゆっくり見たことがなかった。

今回、本殿に向かって右側にある丸いものが気になった。

それは、八角形の方位盤の上で龍が天を支えているような模型だった。

 

 

説明版を読むと、次のようなことが書かれている。

寒川神社は、古くより全国唯一の八方除の守護神として信仰されています。八方除とは、地相・家相・方位・日柄等から起因する(中略)あらゆる悪事災難を除く方災厄除の神としての御神徳です。

(中略)

方位盤は四正(東・南・西・北)と四隅(北東・東南・南西・西北)の八方位と中央の九星・十干十二支を、八方には易の八卦を配当しています。

(中略)

渾天儀は、本来天体の位置・星等を測定する器具ですが、特に星の運行は人々ばかりでなく国家の命運をもにぎると考えられました。

(中略)

龍は天空を支えるという故事にならい、渾天儀の四隅に配置しています。

 

そして、四方の方角を司る霊獣の四神(東は青龍、南は朱雀、西は白虎、北は玄武のレリーフが配置されていた。

 

 

 

 

なお、全国唯一となっているが、武蔵野の大國魂神社も八方除の守護神といわれているので、どうして全国唯一と言っているのかは不明。

 

まあ、お参りもできたし新しい発見もあったのでめでたしめでたしなのであった。

 

 

最後に

帰りは、少しだけ遠回りをした。

腹が減ってきたのでコンビニはないかと探してみたのだが、結局無駄足となる。

神川橋に戻ると、まだ釣り人は頑張っていた。

そこから知っているコンビニまで歩いて羊羹を食べコーヒーを飲む。すると元気回復。

そこから1キロちょっとをジョギングをして帰る。もうあと1キロくらいなら走れそうな気がした。

実はワラーチでホノルルマラソンを走るということを、「やりたいことリスト」に書いている。

ああ、やっぱりワラーチを履いてくるべきだったかな。

 

では、このへんで

 

challe.info

 

 

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