2022年6月25日(土)から27日(月)にかけて美ヶ原高原と霧ヶ峰高原を歩いてきた。
6月1日に手首のプレート除去手術をしたので約1週間は安静にしていた。
このため、体力筋力共に衰えてしまった。
そこでリハビリを兼ねて高低差の少ない登山を計画したというわけである。
今回から数回に分けて登山の様子などをお伝えします。
今日はスーパーカブで走ったビーナスラインと美ヶ原の登山基地である三城(さんじろ)いこいの広場オートキャンプ場まで。
キャンプ場まで(1日目)
6月25日、9:15自宅をスーパーカブで出発。
給油は23日(木)の夕方に行い、翌金曜に20キロ程乗っただけである。
出発が遅れたのは、前日準備で夜が遅くなってしまったので、睡眠だけは確保することにしたためだ。
韮崎の手前で昼食。日替わり定食を注文。栄養、味、量いずれも満点だった。
この日、太陽が照り付けてとても梅雨の最中とは思えない陽気だ。道路の気温計は36度を示し、黒いタイツを履いていたので膝が熱くてたまらない。
ひたすら国道20号線を走り茅野に到着。
ここで給油を行う。いつもぎりぎりでハラハラしていたので今回は早めに行った。しかしここで給油しておいてよかった。このあとしばらくガソリンスタンドはなかったのである。
茅野の四賀交差点から霧ヶ峰を通って美ヶ原に向かうビーナスラインに入る。
するといきなりの急坂が待っていた。どんどんスピードが落ちていく。後ろに車が1台付いてきていたので、広い場所で道を譲る。
道は幾度もうねりながら高度を上げていく。もうトップギアに入れることはなくなり、2速と3速を切り替えて登っていった。
そうやって登っていくと、前が開けてきた。霧ケ峰高原だ。以前、車に乗って家族で来たことがある。その時は八島湿原の駐車場に停めて30分ほど散策した。ここは明後日歩くことにしているのであっさり通り過ぎる。
しばらくは平坦な道を行き、やがて再び上り坂となる。大きく左右にカーブしながら登っていくと、大展望台三峰茶屋という看板が目に入る。
そしてその先の景色が素晴らしかった。なだらかな丘のような地形の中を走っていく。
ここで写真を撮ろうかとちょっと考えたが、キャンプ場に3時頃到着する予定と言っておきながら、4時半過ぎになりそうなので止まらずに先を急いだ。
ちなみに茅野でキャンプ場には電話連絡を入れておいた。ただ、やはりちょっとでも止まって写真を撮っておけばよかったと後で後悔することになる。
16:20松本三城いこいの広場オートキャンプ場受付に到着する。
キャンプ場の案内や注意事項が書かれたファイルを受け取り、快適そうなキャンプサイトを探す。
炊事場やトイレが近くて静かそうな場所にテントを張る。ところが、なんと炊事場の蛇口から水が出ず、トイレも閉鎖されていた。
どうやら利用客が少ないので端っこの設備は使えないようになっているらしかった。
結局、トイレも炊事場も少し歩かねばならなかった。ただ、炊事場は顔を洗う時しか使わなかったが。
それから、キャンプ場から美ヶ原への登山道を確かめておいた。これも残念ながらテントを張った場所の反対側のはずれにあり、先に調べてからテントを張ればよかったとちょっぴり後悔。
つづく
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