入善町は湧水があちこちに湧き出してをり、それを汲めるところが整備されています。昨日はそこに町民が何人も来て水を汲んでいました。水の街って感じです。
この辺もサイクリングコースになっており、場所によっては昔の街道を彷仏とさせるような景色があり、旅がらすになった気分が味わえました。
波は今までのように押し寄せてくるという感じではなく、穏やかな波が寄せては返すという感じです。
街中にある小さな温泉に入るのも旅の楽しみです。ちゃんと石鹸やシャンプーがあるかどうかを確認をしておかないと困ったことになります。自転車置場にいたおじいさんに聞いてから入りました。
こういった温泉はいつも大体混んでいます。昼時に入ったのですが、結構お客さんがいました。服を着て出ようとしたとき、「日本一周ですか」と声をかけられました。自転車に付けている日本一周のプレートを見たのでしょう。こうして声をかけてもらうのも楽しみのひとつです。
ずっとサイクリングコースを走っていたいのですが、そうすると食堂やコンビニに寄ることができません。だから道をはずれていくこともあります。一応ナビも併用していて、サイクリングコースとナビの両方をチェックしながら進んでいます。
新湊大橋に差し掛かったとき、ナビはまたも車専用の大橋を示しています。これは北海道でも経験していて遠回りをしたことがありました。
ところがその脇の道をサイクリングコースの目印(路肩の白線の道路側に青い破線)が書かれています。目印を信用して進んでいくと新湊大橋に上るエレベーターがありました。自動車道の下に歩行者道が付けられていていたのです。珍しいところを通れたので嬉しくなりました。橋の上の通路で、はじめて自撮り棒を使って写真を撮って見たものの、不慣れなせいでそれがどこだかわからないものになってしまいました。
その後も目印に従ってサイクリングロードを進み、道の駅雨晴(あまはらし)に立ち寄ると目の前に雨晴という地名の由来となった義経岩がありました。下を見ると人が大勢います。なんだろうと私も降りていくと、そこからは夕暮れの立山連峰が海の向こうにはっきりと見えていました。
地元の方の話では、月に2、3度くらいしかはっきり見えないとのこと。なんてラッキーなんだと思いました。
雨晴のキャンプ場では多くのキャンパーがテントを張っていて、久しぶりに見る光景でした。
では、このへんで。
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