Hakuto-日記

定年後を楽しく、生きたい人生を生きる!

旧友と江ノ島ポタリング 【おじポタ】

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昔のバンド仲間と二人で江ノ島までポタリングしてきた。
 
以前会ったのは5、6年前。
 
久しぶりに顔を見た。
 
お互い元気で何より。
 
歳はとったけど好きなことをやっている。
 
今回はそんなお話です。
 

まずは近況報告から

10時少し前に玄関の呼び鈴が鳴った。
 
こちらは洗濯物を干している最中だった。急いでやってはいたのだがどうやら間に合わなかったようだ。
 
洗濯物はそのままにして玄関で出迎えた。
 
「いらっしゃい」
「今日は寒いねえ」
 
まずは上がってもらい、近況を報告しあった。
コーヒーを出したところで物干しの続きをやりに行く。
 
もどってコーヒーを飲みながら、こんどは家族の近況報告。なぜかお互いあまり良くないことから話し始めることになってしまう。
 
 

いざ出発

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休憩地点から見える江ノ島
 
今日のコースは予めラインで大体のところは相談している。
 
とりあえず江ノ島まで行ってみることにしていた。
 
そして茅ヶ崎からは湘南サイクリングロードを走る。
 
表に出ると、友人のクロスバイクが立てかけてあった。なんでも知り合いから譲り受けたものだと言う。しかし何か変だ。ホイールはディープリムに25Cか28Cのタイヤ。なのにハンドルはBMX用のものがつけてある。ペダルもMTB用だ。
 
Yさんらしい。車でもなんでもいつも自分好みにアレンジするのだ。
 
まずは相模川右岸の土手沿いの遊歩道に入り、それから土手上の道を走っていくことにした。
 
土手上の道に入ると道幅が広くなり、車も通らないので話をしながらのんびり進んでいった。そしてこんどは共通の友人である昔のバンドメンバーの話になった。
 
ぼく以外、みな仕事の傍ら音楽活動を続けている。来年2月には動画配信ライブをやる予定だそうだ。
 
みなぼくよりも歳上なのに頑張っている。Yさんはこうしてみんなと連絡を取り合ってくれている。
 
今回のこの”おじさんポタリング”もYさんから連絡してきてくれたのだ。こうした点を見習いたいと思うが、なかなかまねできない。
 
そうやって話しているとあっという間に国道1号線の手前までやってきた。
 
ここで相談し、イチコクを少し走ってから脇道に逸れて湘南サイクリングロードに向かうことにした。
 
つまり、ぼく自身のいつものコースを走ろうというわけである。
 
ただ、今回は歩道を走れるところは歩道を行ったのがいつもとは違う。歩道を走るだけで見える景色が違ってくる。
 
いつも行列のできている「あさまる」の前は、平日のためかこの日は並んでいなかった。
 
国道134号線を陸橋で越えるとそこからサイクリングロードが始まる。サイクリングロードなのだがどちらかというとランナーの方が多い気がする。自転車は砂が多いとタイヤが埋まってうまく走れないためだろう。
 
今日は砂が綺麗に片付けられていて走りやすかった。
 
そういえば風がない。ここ数日強い風が吹いていたが、天気も良いし風もない穏やかなサイクリング日和なのだ。
 
海を見ればほとんど波がない。凪の状態に近い。サーファーはたまに立ち上がる人がいたが、すぐに岸についてしまう。
 
あとはぷかぷか浮いているように見えた。
 
中間地点で休憩をする。左手には目的の江ノ島が見える。
 
Yさんの自転車をじっくり眺めると、見たことのないデザインだ。
 
「これって自分で描いたのですか?」と訊くと、自分で描いてアクリル塗装したという。どうやら手書き風のペイントを施した自転車メーカーがあるらしく、それを見本に描いたのだそうだ。
 
そう言ってスマホの写真を見せてくれた。さらにサーフボードでもこうした手書き風デザインの人気が出てきているそうで、そんな写真も見せてくれた。
 

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こんな感じ(場所は江ノ島)
 
再び走り始めると、今までとは様子が違う。砂が残っていて一部では道幅が狭くなっていた。除雪、否、除砂はまだ途中だったようだ。それに加えて雲が出てきて日差しが遮られるようになった。
 
幸いにもタイヤが埋まるようなひどいところはなく、サイクリングロードは終わる。
 
そのあと、湘南海岸公園の海沿いの道を走る。
 
ここへ来るとサーファーの数が増した。道端や砂浜の端にはビーチクルーザーやファットバイクが数多く止まっていた。どこのかはわからないが、フレームもがっしりしていて小型バイクと見間違えそうなファットバイクも何台か止めてあった。
 
ちなみにサーフボードキャリアはどの自転車にもつけられている。
 
Yさんもサーフィンをやるので、日本一周中に行ったサーフィンの名所の話をしたところ、やはりよく知っていた。
 
 

お腹空かない?

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江ノ島に到着
 
湘南海岸公園を抜けるとすぐに江ノ島へ渡る橋に出る。
 
平日なので歩道を走っていけるだろうと思い、そのまま行くと意外に人が多い。それでも徐行しながら渡り切る。
 
橋を渡り切ったとたんに美味しそうな匂いが漂ってくる。Yさんが、
 
「お腹空かない?」と聞いてきた。そういえばもう12時を回っている。
 
「茅ヶ崎か平塚に戻って何か食べよう」というので、サザンビーチ近くのファミレスに行くことにする。
 
とりあえず、公園内のトイレを借りて、それから今度は134号線で茅ヶ崎を目指した。
 
平日なのでトラックなどが多く走っていた。中でもトレーラーはすぐに追い越してくれないので恐怖感がある。それにだんだん迫ってくるようになるので尚更だ。
 
信号待ちをしているときにそんなことを話した。
 
いちおう、あまり左に寄りすぎないように注意をする。寄りすぎで縁石にぶつかると危ないし、車は走っている自転車との間隔を見ながら追い越すので、逃げ道がなくなってしまうのである。
 
そうして茅ヶ崎のファミレスに入り、これまでのことや旅行に行った話、そして釣りの話などをした。
 
そうしてわかったのは、数年前までぼくが毎年通っていた乗鞍にYさんもよくいっていたということ。「湯けむり舘」の暖炉のことなど知っていることに喜んだ。
 
釣りについては、ぼくがフライフィッシングをやっていたことを知っていて、Yさんはテンカラ釣りに興味があると言っていた。
 
 

また会おう

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Yさん
午後の日差しの差す暖かなお店で、たっぷり話しながら食事をした。おそらく1時間以上はいただろう。
 
あとは同じ道を戻ることにしてゆっくり進んでいく。
 
同じ道を走っているのだが、Yさんは違う道を走っているように感じたらしい。反対向きに走ると景色も変わり、違う道を走っているように感じることはよくあることだ。
 
帰り道は自転車の話になった。厚木は地元なのでぼくがロードバイクを買ったスペシャライズドのお店のこともS-WORKSのこともよく知っていた。
 
そうして自転車談義をしながらスタート地点に戻ってきた。
 
ここでお別れだ。それじゃまた会おうと別々の道を進んでいった。
 
 

最後に

Yさんはこれまでよく山の中を走ってきたそうだ。
 
鴨宮のサイクルショップの店員さんがMTBに凝っている話をしたら、その店も知っていた。
 
ルイガノMTBで怪我をした場所に近づいたので、この辺りで練習していたという話をしたところ、練習にちょうどいい公園があると場所を教えてくれた。
 
調べてみるといつも通勤している場所の途中にあった。
 
こんど、ルイガノMTBで行ってみよう。
 
では、このへんで
 
 

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