Hakuto-日記

定年後を楽しく、生きたい人生を生きる!

2019.10.5 北海道11日目

おとといの3日、枝幸(えさしと読むのをこの旅で知った)のウスタイベ千畳岩キャンプ場に向かう途中、午後から急に風が冷たくなり、だんだん雲行きが怪しくなってきました。

4日未明に雨が降りだし、カッパを着てテントを撤収して走り始めます。すると、だんだん雨が激しくなり、また海から吹く横風のせいでなかなか進みません。雨粒も顔にパチパチ当たました。

途中、カモメの群れが浜から一斉に飛び立つ瞬間に出会いました。感動的です。しばらく空を見上げていました。

 

昨日の宿は興部(おこっぺ)の道の駅にある列車を利用した無料の宿泊所です。
到着して受付をすると、すでに6名が受付を済ませているとのこと。
「結構いるんですね」
「雨の日は特に多いんです」
そうしてびしょ濡れの私に
「これで手を拭いてください」
とタオルを出してくれました。
私の手拭きもびしょ濡れなので助かりました。そして近隣のお店や銭湯などの情報も教えてくれました(銭湯は5時からでしたが、4時に行って引き返してきました)。

 

列車は2両編成で1両は食事をしたりする語らいスペース。
もう1両が宿泊スペースで、畳が横に14枚(たぶん)並べて敷いてあります。でも畳の長さは170センチちょっと、背の高い人は足がはみ出します。

 

自転車、バイクのほか自動車の方もいました。
自動車の方は鮭釣りに来ているとのことで、釣果を聞くと「一本だけ」と残念そうに話してくれました。
「鮭は大きいので引きが違うでしょうね」と言うと
「自宅に送るとき量ったら4.5キロあった」
とにっこりして教えてくれました。

 

自転車旅の若者は苫小牧をスタートして反時計回りに走っているとのこと、
「あまり防水性のある雨具を持ってないんですよね、今日は紋別からです」
紋別との距離は20キロ程度、そして
「あんまり時間がなくて、あと18日しかないんです」
「エー、まだ半分も来てないじゃん」
そう言ってハッとしました。
そう言う自分も半分も来てなくて、あと20日の予定じゃないか。
通院の予約があり、一旦自宅に戻らなければならないので、それまでに北海道の旅は終わらせておきたいのでした。

 

【データ】

  10月4日、雨 枝幸町から興部町 78.96キロ

 

(ここで一句)

  横風と雨粒秋のオホーツク

 

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この近くでキャンプ

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黒く見えるけどカモメ

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これが電車のライダーハウス

 

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再利用された車両

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これぞザンギバーガー