昨日は10月1日、消費税率が上がりましたね。
利尻島で食べたホタテらーめんも新料金だったようです。
地元の方が「メニューきれいになったね」と言っていました。
ホタテらーめんの写真を撮り忘れましたが、ホタテ3個にワカメ、そして昆布2種が入り、薄い醤油色で塩味のさっぱりしたとても美味しいラーメンでした。
鴛泊(おしどまり)を出発し、利尻富士を左手に見ながら反計回りに利尻島を一周しました。
風は向かい風になりましたが、坂も少なく気持ちよく風を切りながら進みました。
しばらく行くとミルピスというと看板が目にはいってきました。
あれっ、どこかで聞いたような見たような。
よく見ると各種飲み物と書いてあります。
自転車を押して近づいていくと、ちょうどお店の横のドアからおばちゃんが出てきました。
「すいません、飲み物があるって書いてあったので」
というと、どうぞ入ってくださいと店のなかに招き入れられました。
「ミルピスってどんな飲み物ですか」
するとおばちゃんはミルピスを取り出して見せてくれました。
それは昔の牛乳瓶みたいな瓶に入っていました。
「おいくらですか」
「サンビャクゴジュウエン」
一本くださいと言うと、蓋をとる小さな千枚通しのようなものを刺してくれました。
そして裏からグラスを3つ出してきて、色々なジュースを試飲させてくれます。ちなみに野グミ、行者にんにく、紫蘇の3種でした。
そうして次に、かっぱえびせん、さらにゆで卵まで出してくれました。
朝御飯を食べていなかったので、すべて美味しくいただきました。
食べている間、ミルピスやこれらのジュースは原液でも販売しているとおばちゃんが話しています。中にはまとめて注文する人もいると言っていました。
一切いかがですか、とは言われなかったのですが、
食べ終わると私もミルピスと野グミジュースを注文していました。
やっぱり「返報性の法則」は絶大な威力を発揮します。
利尻島の反対側まで来ると急坂が多くなり、
時計回りで回ればよかったと思いました。
鴛泊港に近づくと向こうから荷物を付けた自転車がやって来ます。
なんとそれは前日に礼文島で出会ったジンギスカンの兄ちゃんでした。
【データ】
10月1日、晴れ時々曇り 利尻富士町から稚内市 62.63キロ
鴛泊から反時計回りに利尻等を一周