Hakuto-日記

定年後を楽しく、生きたい人生を生きる!

2019.5.18 PART Ⅰ 奥の細道と東北の旅(自転車日本一周20日目)

5月18日(土)、曇り 東通村から尻屋岬を往復して風間浦村下風呂 68.55キロ

尻屋岬まで行ってみよう。ここ猿が森からはわずかな距離だ。
当初予定していなかったコースを進むことにします。
 
尻屋岬に入る道にゲートがあります。車は自動で開くようになっているみたいですが、自転車では開きません。ボタンを押してゲートを上げます。ただ、ゲートの下がパイプをスノコのように並べ、隙間が空いていたので手で押しながら通ります。このゲートはたぶん馬(寒立馬)のためにあるのだと思います。
 
岬の先の方に行ってみましたが、放牧されている馬は見かけませんでした。けれど、馬糞はそこいらじゅうに落ちていて気をつけながら歩きました。やませが漂い、なんか最果ての地に来たような感じが凄くしました。実際本州の最涯(さいはて)なんですが。
 
ここの売店兼食堂に寄ってみましたが、まだ昼にはすこし時間が早いので、お昼を食べるのはやめました。ところがそれが失敗。
 
その後、店も食堂もなく、やっと見つけた東通村 野牛川レストハウスに賭けてみます。けれどそこはお土産ものしか売っていませんでした。実は、地図を見ると食堂が2軒あったのですが、海岸沿いの別な道で、坂を下って戻る気持ちにはなれませんでした。
 
レストハウスでレトルトの高級バンバーグを買って、駐車場の隅でお湯を沸かして昼食。物足りないけど美味しいお肉でした。
 
さて、弓なりの海岸に沿って下北半島西側の大間に向かって進みます。平坦な道を走っているとだんだんお尻が痛くなってきました。座る位置を微妙に変えるなど、いろいろ工夫をしながら走っていると、煙のように海から霧がただよってきました。やませです。そしてその霧の中に入っていくと、そこだけ空気が冷んやりしています。不思議な感覚です。
 
そうして今日の目的地の下風呂温泉に到着。温泉といっても宿ではなく近くの公園に行く予定です。この辺は地名も下風呂というので温泉に関係しているのでしょうね。ともかくまずは下風呂温泉の共同浴場「新湯」で汗を流すことにします。
 
そこは温泉街から狭い急坂を上っていった先にありました。ここの景色は昔から変わっていないのだろうなあ、などと考えながら温まり、とてもいい気分で上がりました。いい気分になったついでに夕食もこの近くで食べることにします。いい店を見つけてそこでイカフライを食べ、いざ、今夜の寝ぐらへ。
 
とてもいい場所にテントを張って、潮騒の音を聞きながら深い眠りに落ちていきました。
 
では、このへんで。
 
 

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森を抜けて

 

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尻屋岬に向かう

 

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寒立馬(ゲートを入ってすぐのところ)

 

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本州最涯地尻屋岬(灯台は工事中)

 

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尻屋岬の売店とバス

 

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霧に霞む海

 

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リサイクル燃料貯蔵庫の柵

 

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やませ

 

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赤川台

 

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赤川台からの眺め(一日中やませの中)

 

 

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