出雲崎では風が強く、テントの揺れる音がうるさくてよく眠れませんでした。
実は新潟のスパでもテレビの音や照明の明るさ、それに人のいびきでほとんど眠れませんでした(自分のいびきは気にならないのにね)。
出雲崎から柏崎まで砂浜が続きます。柏崎の原発辺りが少し岩場になり、そのあとまた砂浜が長く続いています。こうなると変化がないのであまり海を見なくなります。それより広い空と太平洋側ではあまり見ない、同じような形をした雲がずっと向こうまで続いていたりするのがめずらしいです。
柏崎の街に入ると風除けのある家が目立ちました。
ときどき道路の脇や海にいるサーファーを見かけました。
直江津から高田に入り、町屋を利用したというゲストハウスに泊まります。面白いのは、前から見ると隣と完全にくっついているのに、途中から壁が別々になっていることです。貴重な体験でした。
宿にはオーナーの学生時代の教授と研究室の学生が数人来ていました。
では、このへんで。
【データ】
11月5日(火)、 曇り 出雲崎町から上越市高田 74.23キロ
(ここで一句)
風除けの隙間に弱き光差す