今日からは奥の細道の続き、北国街道を辿っていきます。
まずは弥彦神社に向かいます。
途中、御手洗潟というところのそばを通りました。村上からこの辺りまで新潟砂丘というのが続いているそうです。砂が縦に列になって低い部分から地下水が湧き出て湿地帯になったと説明がありました。
弥彦神社に近づくと大渋滞が発生していました。また工事かなと思っていると、特に交互交通でもなさそうです。車の脇を道が狭いので押しながら歩いていると、「やひこ菊まつり」という看板がみえました。毎年11月1日から開かれているそうです。渋滞はこのせいでした。せっかくなのでお参りがてら菊を鑑賞してきました。
弥彦までは内陸部を走り、この先から海岸に向かいます。良寛さんの道の駅手前で
「どっからですかー」
と大声で助手席の奥さんらしき方から声をかけられました。その後道の駅でまたお会いし、同じことを聞かれました。こちらも大声で答えたつもりでしたが、やっぱり聞こえてなかったんだと思いました。
出雲崎町には芭蕉園というのがありますが、ここでは圧倒的に良寛さんにまつわるものばかりです。芭蕉の像も小さなものでした。
街並みは景観を守っているらしく、昔の宿場町を見ているようでとてもいい街でした。家と家との隙間に海が覗いているのも、見慣れていないせいか不思議な感覚です。ここではゆっくりゆっくり自転車を漕ぎました。
天気は変わりやすく、時雨が来たり日がさしたり。
夕方から風が出て冷えてきました。今日はここでキャンプです。
では、このへんで。
【データ】
11月4日(火) 、曇り時々晴れ 新潟市から出雲崎町 66.66キロ