成人の日に続く連休は晴天であったかい日が続いた。
この連休中に自転車に乗ろう、と思っていたが、空気を入れたり着替えたりするのが億劫でダラダラしてしまう。
土曜日は病院に薬を処方してもらいにいく。
その後いつもの店で昼食。食後にドトールで読書。
成人の日、それでもなんとかポタリングに出かけた。
読書三昧
金曜日の夜、仕事から帰って読みかけの本を読了。
武田邦彦著『これからの日本に必要な「絡合力」』(ビオ・マガジン)だ。
人は動物のように子孫を残したあとは死んでしまわずに、生きながらえている。その理由を考えると人と人とがつながり合うことによって生きる意味を見出している。
つまり、生きるということは、この世の中に必要とされていると感じられることであるいうこと。
それが、現代は新しい脳である「大脳新皮質」が優位になっており、それは利己的な考えに走ることになる。
人は本来、古い「伝統脳」が優位に働いていた。それは利他的な考えを持っている。
利他とはつながり合うこと。それが自然な生き方であると説いている。
現職の頃は助け合う気持ちと競争や敵対心とが絡み合い、後者が優位の大脳新皮質の考え方をしていたことに気づく。
土曜日、ドトールで読んだのは、丸谷元人「世界から恐れられた七人の日本人 上巻」(ダイレクト出版)。
そして日曜日も続きを読んで読了。
日露戦争、大東亜戦争で活躍した軍人の話だが、その活躍というのは主に諜報活動による。
ここで紹介された7人が戦争を勝利に導いたりいかに多くの日本人を救ったかについて語られている。
いわば英雄といってもいい。
だが、ほとんどの人がその名を知らない。
まず、こうした事実を後世に語り継ぐことが大切であると感じた。
そして、著者が言いたいのは、国を守るためにはいかにインテリジェンスが重要かということを多くの人に知ってもらいたいということだろう。
方や、これらの人たちの有益な情報を握りつぶした人がいたことも事実。その行為によって多くの命が犠牲になった。
そのことも深く心に刻まれた。
こうして日曜日は一歩も外へ出ず読書三昧の1日を送る。
月曜日、成人の日
さて、自転車(ロードバイク)にしばらく乗っていないぞ、ちょっとでも乗ってこなくちゃ。
そうは思っていたが、空気を入れなきゃ乗れないし、着替えるのも億劫で、ユーチューブのよしりんチャンネルを見る。
このチャンネルで憲法や国際連合について勉強する。しかし、難しい。途中うとうとしてしまう。
ただ、この内容はヤバすぎる。すぐに消されてしまう可能性がある。
そこで、この動画をパソコンに保存(やり方はネットで検索)。
安心したので次の本に取り掛かる。
堤 未果著『沈みゆく大国アメリカ』(集英社新書)である。
アメリカの医療保険制度オバマケアについて書かれている。
半分近くまで読み終えて感じたこと。
それは制度の良いところばかりが報じられて、いざ始まってみるといろいろ大変な問題点がでてきたということ。
それって、いまの新型コロナワクチンについての報道と同じなんじゃない。
そしてすでに2000人近くが亡くなっているのに報道されない(隠されている)日本はアメリカと同じだということ。
それは前年に出版された『(株)貧困大国アメリカ』に書かれていた、巨大企業に搾取される労働者の構図が日本にも徐々に起きつつあることを考えると、アメリカが医療保険制度によって儲けるしくみが日本の国民皆保険制度のなかに、圧力による法改正等によって侵入してくるのではないかと不安になる。
久々のポタリング
とりあえず、着替えて買い物だ。
外に出てみると快晴でとても暖かい。
鏡開きのために小豆餡をカゴに入れたらもっと餅が食べたくなり、1Kgのもちの袋もカゴの中に。
一旦帰るとすでに午後3時。
結局、ロードバイクではなく(着替えもせず)、ジャイアントランドナーでポタリングすることにする。
129号線脇で開発している平塚アウトレットの工事の様子を見に行く。もうだいぶ出来ていた。イオンはまだまだのようである。
そのあとに伊勢原の柏木牧場まで行ってみる。
ソフトクリームとメンチカツが人気だそうだ。
アイスは食べないようにしているのでメンチカツでも食べようかと思ったのだが、しまった、財布を忘れた。
もの忘れが多いなあ。なさけない。
スマホでスイカは使えるが、現金のみのようだ。残念。
帰り道は、歌川の土手の砂利道を行く。
そこに道祖神があり、そばに立っている札に「道祖神は主要道路の村境に建てられた悪魔悪霊の侵入を防ぐ神様です」と書かれてる。
なるほど、道祖神ってそういう神様だったのですね。
菩薩の道祖神てどこにでもあるのだろうか?
それにしてもこの菩薩様、亡くなった祖母に似ているなあ。
最後に
家に帰ってからオーディオブックを聞いた。
毎月会費を払っているのに最近あまり聞いていないなと思いついたのである。
何か面白そうなものはないかと探していたら、こんなものを見つけた。
『第三次世界大戦はもう始まっている 』(文春新書)エマニュエル・トッド(著), 大野 舞 (翻訳)。再生時間4時間28分。これを最後まで聞く。
テレビや新聞しか見ていない方にはぜひ聞いてほしい、または読んでほしい本である。
茂木誠先生の動画などを見ている方はある程度知っている内容。
でも、新しい切り口の解釈が入っており、なるほどと思わされる。
以上、読書とポタリング(ちょっとだけ)の連休だった。
では、このへんで
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