前回、オイルランタンシェードを自作した話を書いた。
ほこりや煤にまみれたオイルランタンが、見違えるように昔のブロンズランタンに戻り、さらにランプシェードまで付いてとても千円ちょっとの安物とは思えない。
しかし、そこで一つ問題があった。
それはランタンケースがないことである。
今回はそんな問題が解決したのでそのことをお伝えしようと思う。
これまではどうしていたのか
まず、これまではどうやって運んでいたのかということを最初にお伝えしておこうと思う。
この前書いたように、コールマンのガソリンランタンを使うようになってあまり出番がなくなってしまったが、それまでは主力の灯りであった。
そんな大切な灯りだが、なんと段ボールを細長く切ってそれを2箇所折り、側面から底を覆ってビニール袋に入れていただけなのである。
なんとも可哀想な待遇を与えられていたものだと自分でも思う。
しかもビニール袋は最初のままで交換などしていない。
それがそのままの状態で30年間プラスチック箱の中で眠っていたわけだ。
取り出したところ、ビニール袋は汚れていたが破れてはいなかった。さらにその上にレジ袋がかぶさっていたのだが、こちらはかなり劣化して弾力性は無くなっていた。おそらくちょっとした力で穴が開くだろう。
いずれにしても、そんな状態で運びたくはない。
けれど、安物のランタンに高価なケースは似合わない。
サイズぴったりなケースみつけた
だれかいいものを紹介していないだろうか、そう思ってネットで調べてみる。
見つけた動画では、最初にトラベルシューズバッグ(ダイソー、220円)、続いてスタッフバッグ(セリア、110円)、アウトドアバックグセリア、110円)、そして最後に紹介されていたドライバッグ3L(ダイソー、220円)がなかなか良さそう。
だけどこのドライバッグ、近所のダイソーには置いてないんだよね。
他に何かいいものないかなーと、ランプシェード用のブリキ板を買いにセリアにいった時、見つけました。
実際にランタンを入れてみるまで入るかどうか心配だったが、入れてみたらコレがピッタリ。
それは何かというと、「キッチンペーパーホルダー」でした。
それがなんとキャンプ用品売り場に置いてあったのです。
はじめそれをみた時は、トイレットペーパーを2個入れてティッシュのように使うものだと思っていた。
というか、ずっとそう思っていて、今回これを紹介するために改めて調べてそれがロールのキッチンペーパーを入れるものだとわかった次第。
まあ、そんなことはどうでもいいこと、要はコレが使えるかどうかということですね。
ではまず、ランタンケースとしてこのキッチンペーパーホルダーが適しているところ。
それは、サイズがぴったりであること。
それに見た目がいい。
さらに耐久性のある素材(だと思われる)であること。
しかし、欠点もある。
それはまず、クッション性がないこと。
ペーパーを出す穴(切れ込み)があること。
また、ペーパーの中心を通すヒモが底に縫い付けられているのでそのままでは使えないこと。
以上が、長所と短所でした。
ランタンケースとして使うために
上記の欠点を改善してランタンケースとするために、つぎの工作を行った。
- 底に縫い付けてある紐を切り取る。
- ペーパーの取り出し口を糸で縫ってふさぐ(これは特にやらなくても支障はないと思います)。
- クッション材として、上下に丸く切った段ボール、側面は銀マット(2mm厚)を取り付ける(表面のフィルムが剥がれて使わなくなったもの)。
- 上部の中心に空いた穴に合わせて段ボールに穴を開け、切り取った紐を取り付ける。
以上で完成である。
なお、ぎりぎり自作の組み立て式のランタンシェードも一緒にしまうことができる。
最後に
みなさん色々と工夫してケースとして使っている方もいるようです。
もし、今回の記事があなたのキャンプライフに彩りを添えることになったらこれほど嬉しいことはありません。
もうすでに同じことを考えてやっていらっしゃる方もいるかもしれませんね。
今回は全く偶然に見つけたものですが、こうやって工夫すること自体が楽しくて楽しくて・・・
では、このへんで
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