今年の夏、日光白根山に登って降りてくるとものすごいゲリラ豪雨に見舞われた。
そんな雨の中、菅沼から日光中禅寺湖に向かった。
するとなんとヘルメットのシールド内が一気に曇ってしまい前が見えなくなった。
あわてて手袋をした手で拭く。
しかし拭いてもまたすぐに曇ってしまう。
とても危険であった。
その後もトンネルで曇りが発生。
だから家に帰るとまっさきにくもり止めをポチった。
シールドくもり止め
ネット検索でくもり止めを探す。
おそらく性能はどこのメーカーでもそれほど違わないと思われたのでお手頃価格のものをチョイス。
あわせて車のフロントガラスに塗ると水滴が玉になって流れてワイパーがいらないというガラコのような撥水剤も注文した。
僕が選んだのはコレとコレ。
使い出してから数ヶ月、使ってみた感想は、くもり止めは効果絶大だがワイパー効果の方はかなりあやしいということである。
まず、くもり止めの方だが、以前のようなゲリラ豪雨には遭遇してはいないが、冷たい雨には何度か降られた。
そのときに全体が白く曇って前が見えなくなるというようなことは起こらなかった。
さらにその効果も割と長く続くので、2ヶ月に1回塗り直せばいいという感じだ。
とくに山の方へ行く時とか、天気が崩れそうな時に事前に塗っておけば安心かと思う。
また、今のように寒くなってくると自分の息でシールド内が曇ってしまう。
昨年は一度曇るとなかなか曇りが取れなかったが、今年はくもり止めを塗ったおかげで、吐いた息で一度曇ってもわずかの時間で晴れてくる。
バイクに乗るならくもり止めは必須だと思われる。
シールド撥水剤
次に、ヘルメットシールド撥水剤の効果があやしいというのは、効果が続くのはほんのいっときだけという感じだからである。
二つの商品が届いたときに、表に撥水剤、裏にくもり止めを塗り、それからしばらく経ってから雨の日に乗った。
ところが、ちっとも撥水してくれない。水滴が流れてくれないのである。
全然ダメじゃんと思ったが、その後虫などが当たってシールドが汚れたので濡れ雑巾で拭き取り、あらためて撥水剤を塗ったところ、その後の雨ではちゃんと水を弾いて流れてくれた。
なるほど、2度塗りする必要があるのだな。
しかし、乗っていると虫が当たったりしてすぐに汚れてくる。すると撥水効果が薄れてしまうのである。
つまるところ、こまめに掃除してこまめに撥水剤をぬれば撥水効果を得られるということになるだろうが、ちょっと面倒臭い。
それに、小雨の時は全く水が流れないので、水滴の粒が満遍なく覆ってしまう。すると逆に前が見ずらくなってしまうのである。
だから個人の感想としては、撥水剤はいらないかなと思う。
まあ、もったいないので無くなるまでは使おうと思うけれど。
最後に
ヘルメットシールドのくもり止めは危険防止に役に立つ。
もし、使っていない方はぜひ使ってみて欲しい。
ただ、まったく曇らなくなるわけではないので過信してはいけません。
撥水剤の方は、好みの問題でしょう。
雨の日に、前が歪んで見えるのがいいか、雨粒ごしに前を見るのがいいかの違いです。
では、このへんで
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