いよいよ暖かくなり、どんどん山にも登っていきたい。
そこで、軽量な湯沸しグッズを揃えてみた。
はじめてチタニウムのカップを手に入れたけど、その軽さにビックリ。
今回は、夢が膨らむ湯沸し&カップ(あくまでも個人的な)をご紹介。
チタニウムカップ
昨年、閉鎖されている山小屋も多いことから、宿泊登山のためにはテントが必要と判断。軽量テントを購入した。
さらに快眠のためのスリーピングマットは軽量かつかさばらないエアーマットを選択。
現在使用している40Lのザック(これも約1キロと軽量)にこれらとスリーピングバッグ、着替え、食料そしてクッカーと水を詰め込むことになる。
日帰りの登山では、湯沸セットはエスビットのポケットクッカーにシェラカップ、それに自作のヘアピンケースのアルコールストーブ。
これはこれで気に入っているのだが、宿泊するとなるともう少したくさんのお湯を沸かしたい。
そこで検討の結果購入したのがエバニューの400mlチタンカップ。重さはなんと50g。
これに同じくチタン製のリッドを加え、飲み物用に折りたためるフォールダーカップを加える。
全部合わせて89gである。
湯沸かしの燃料は、日帰りではアルコールを使用しているが、取り扱いのし易さと燃料漏れの危険がない固形燃料を使うことにしようと考え、五徳と受け皿が一体となったチタン製のエスビットと同型のもの(14g)を注文した(まだ届いてない)。
エバニュー製のチタンカップは高価なものが多い中で、このチタンカップ400FDは比較的安価なこともこのカップを選んだ要因である。
それに、マグカップのように縦型(深型)ではなく、鍋とカップの中間的な形状なので、どちらとしても使えるところが便利そうだ。
専用リッド
エバニュー400FDにピタッとはまるのが、チタンマルチリッドである。
このリッドの特徴は、蓋を持ち上げる取手がないこと、ゆえにひっくり返すと皿になる。そして蓋を少し押し込むとピタッとはまり、逆さにしても蓋が落ちないことである。
Amazonのレビューを見ると、このリッドにアルミテープで取手をつけている人がいた。これは逆さにしても出っ張りがないのでなかなかいいアイデアだと思う。
ピタッと嵌め込むと開けるのに両手を使うが、軽く乗せてもずれないので、ちょっとしたつまみがあっれば蓋として使う際に便利だろう。
フォルダーカップ
コーヒー用のカップとして折り畳みのできるカップを選んだのは、実用性よりもちょっと日常を離れた気分を味わいたいためである。
重さも25gと軽量であることはもちろん選んだ一因だ。
カップの容量も200mlと十分である。
一番面白いのは、取手の部分が輪っかではなく、ただの平べったいつまみがちょっとだけついているところだ。こんなの日用食器にはない。
この点が一番惹かれたところである。
折りたためるのでカップの上部は少し柔らかくなっているが、底の部分はしっかりしている。
よくある折りたたみの底が窄まっているものに比べて倒れるリスクがほぼない点が素晴らしい。
実際にこれでコーヒを飲んでみたが、特に不自由さは感じない。そして気分は木製の無骨なカップを使っているようで非日常を味わえた。
なお、計算には入れていなかったが、チタンカップ400FDにこのカップを折り畳まずに入れるとピッタリサイズで蓋も閉められる。
五徳が届いていないので確かめられないが、おそらくカップを折り畳めば五徳と固形燃料も入るのではないかと思っている。
最後に
先日、大山に登って膝が痛くならなかった(翌日は軽い筋肉痛が残ったが)ことでますます登山する意欲が湧いてきた。
現在の仕事は1日6時間程度で負担は少ないのだが、長期休暇が取りにくい。
だから遠くの山には行きにくい。
それなら近くの山をどんどん登っていきたいと思う。
今回購入したチタンカップとフォルダーカップを相棒として。
では、このへんで
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