前回書いたように、久しぶりのパソコンボランティアのために早起きする。
早く起きなくちゃと思うとなかなか眠れない。
ほとんど眠れないままにパソコン講座会場へ。
そのため翌日は目が覚めたらお昼。
さて、今日はどうしようか。
自転車に乗るにはちょっと体がだるい。
そうだ、先日買ったアライテントのシームリングをしよう!
ということで、近くの河原に出かけた。
河原へGO
テントをデイパックに詰めて、MTBに乗って河原に行った。
河原では中学生くらいの子供たちがサッカーをやっていた。向こうの端では一般の方々が野球の試合をしているようだ。
その間に一本の砂利道が川に向かって伸びていて、そこを走っていく。MTBで来ているので砂利道もへっちゃらだ。
ところが、グラウンドが途切れた先は、水溜まりがあ広がっていて車の轍でぬかるんでいた。なんとか隅っこの方を通っていくが、タイヤの溝には泥が詰まってしまった。
上流へ向かう道はあまりにひどいので、引き返して下流の方へ行ってみる。するとこちら側は少し進むとぬかるんでいなかった。
その先の葦の生えていない草地に3台の車が止まっていた。釣りに来ている人の車だと思われる。途中で釣り人を二人見かけたのでおそらくその人たちのものだろう。
そこから少し行ったところにも草地を見つけた。よし、ここでやろう。
さて、いよいよ新テントの初張りである。覚えておくためにスマホでビデオを撮りながら進める(後で見ると途中で切れていた)。
少し風があってグランドシートが風に舞ってしまう。とりあえずペグで止めた。
アライテントには、シームコートチューブが付属している。
テント本体のフロア部分の四隅の縫い目を、使う側が自分でシームリングをするようになっている。
そしてシームリングの説明には、必ずテントを設営してから作業を行うようにということが書かれていた。
そのため、テント設営の練習をしながらシームリングを行うため、今こうして河原でテントを張ってみようとしているのである。
張り終えての感想は次の通りだ。
1 ポールをスリーブに通す方式のためか、真ん中から先へ通す時に手で通りやすいようにしてやらないとつっかえてしまうため、少し面倒だ。
2 次はペグの形状について、アルミ製で軽量なのだが、板をL字に曲げて強度を持たせたタイプだった。このタイプは金槌などで叩かないと地面に埋めにくい。河原の草むらは表面は柔らかいのだが、すぐに砂利になっていて、手と足で埋め込むのはむずかしい。
自転車日本一周で使っていたモンベルのムーンライトは、アルミの丸棒だったので金槌は不要だった。大抵はぐるぐる回しているとなんとか埋めることができた。
ただ、途中まで埋まった状態で足で押し込むとすぐにぐにゃっと曲がってしまう。だから、ぐりぐりしてもダメな場合はすぐに諦めて大きな石を探してきたり、ない場合は小石をレジ袋に詰めてペグがわりにしていた。
アライテント付属のL型(ほんとはなんというのだろう)は、ちょっとやそっとでは曲がりそうもないが、やはり上からトントン叩かなくては硬い地面に埋めるのは難しそうだ。
それに、抜いた時(抜きにくかった)に泥がL字の内側に詰まってしまい、落とすのがなかなか厄介だ。
ペグはやはり棒タイプに変更しようかと思う。山に金槌は持っていきたくないのだ。
シームリング
テントを張り終えてからシームリングを始めたが、これがまったくヘボだった。均等に出すのが難しくちっとも綺麗にいかない。自分で価値を下げているようでやるせない気持ちになった。
しかし、見た目よりも雨が侵入しないことの方が大事なのだと自分に言い聞かせて4隅に塗り終えた。
しかしちょっとまてよ、あの縫い目、ひょっとして底の部分にもあるんじゃないか。持ち上げてみるとやっぱりだ。しかしまずは塗ったところを乾かしてからだ。
ある程度乾いたところでフライシートを取り付けてみた。四隅はプラスチックのバックルで止めるようになっているので楽だ。前室部分はペグで固定する。
前室は、思っていたより狭い。特に上の方がテント本体に近いので、この下でストーブを使うのは厳しい。それに、ドーム型なので上部がカーブしていて完全に上に巻き上げられないことも分かった。
モンベルムーンライトの使い勝手の良さがよく分かった。しかし軽量化したためなので多少は我慢しなければならない。
フライシートを畳み、テントをひっくり返して底の部分にシームリングを行おうとしたらチューブに取り付けた三角錐の先の穴が、すでに固まって中身が出てこない。これを一旦外してできるだけ中を書き出し、思い切り息を吹いたらようやく少し息が通ってきた。
これでようやく底の縫い目にシームコートが塗れた。
そして、スタンディングの練習をしながら乾くのを待つ。
しかし、乾き切らないうちに日が暮れてきたので、手につかないくらいにはなったところでテントを畳んだ。
吊り下げ式のテントに慣れているせいか、ポールを抜くのにも時間がかかった。ともかく慣れるしかなさそうだ。
テントを収納袋にしまい、デイパックに詰めて戻る。ふたたびぬかるんだ道を通って砂利道にでた。ここでタイヤに詰まった泥はだいぶ落ちてくれた。そのあとに短く刈られた草むらを走ると、ほぼ綺麗になった。
最後に
自転車日本一周でも河原の草むらでキャンプをしたことがあるが、湿気が多いので快適ではなかった。こうした場所は避けた方が良さそうだ。
テントを張っているとき両腕に1匹ずつ蚊にやられもした。こういう場所は虫も多い。
今年中にこのテントの出番があるかどうかちょっと心細い。テント泊する体力がついていないからだ。
しっかりトレーニングしていきたい! (が、ついサボってしまう弱い心の持ち主であった。)
最後までお読みいただきありがとうございました。
では、このへんで
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