M1 MacBook Air を購入した。
購入にあたり悩んだのが、次の2点。
1 MacBook Rro にするか MacBook Air にするかということ。
2 キーボードをJISキーボードにするか、USキーボードにするかということ。
一昨日、M1 Mac Book Air が届いたので早速、新しいMacのUSキーボードでブログを書いている。
もし、同じように悩んでいる人がいたら、この記事が選択の参考になれば幸いです。
- MacBook Rro か MacBook Air か
- JISキーボードかUSキーボードか
- WindowsからMacへ乗り換えようかと考えている方へ
- M1 MacBook Airを使ってみた感想
- 旧型Air との違い
- まとめ
そもそもM1チップ(アップルシリコン)の素晴らしさについては、色々な記事や動画で紹介されているのでご承知のことと思う。
以下の記事は、それらを見てM1 Mac を使ってみたい、という方で、外出先でも使うことを考えて、ノート型にしたいという方に向けての内容となっているので、あらかじめご承知おき願いたい。
なお、私はシステム関係者ではないが、PowerPC時代からMacBookを使っているので、そのユーザーの立場からの意見及び感想であることを付け加えさせていただく。
MacBook Rro か MacBook Air か
持ち運びを前提とすると、現在、M1 MacBookで選べるのは13インチのみである。16インチも購入することができるが、家の外に持ち出すには大きすぎる。
よって、13インチのPro か13インチのAirの2択ということになる。
この2機種での大きな違いはない。というのは性能においてだ。
実際に自分で使っているわけではないので、性能を比較した動画で見た感想である。
しかし、Appleがわざわざ2機種にしているということは、ProにはProなりの役割があるということだろう。
つまり、Airの性能に不満があるのならProを使いましょう、ということだと考えた。
そういう観点で動画を検索していくと、実際に重たい動画編集ソフトを動かして比較して見せてくれている方がいた。
それによれば、ハイスペックなWindowsマシンに比べても断然早く。Intel MacBook Pro に比べても早い。
Airの8Gメモリと16Gメモリとの比較でも、ぱっと見では違いを感じることができなかった。
また、M1チップのスゴいところは、動きの速さだけでなく、発熱量が非常に少ないということである。
通常の使い方(動画編集など重たいソフトを頻繁に使わない)をする場合、ほとんど発熱しないと述べられていた。
なんと、Airには冷却ファンがついていないのである。
実は、これがProとAirの最大の違いだと思っている。
職場などのある程度騒々しい室内で使う場合には気にならないだろうが、静かな部屋で使っていると、ファンの音はとても気になるものである。
したがって、ファンがないということは、ファンが回るあのスーンという音が全くしないということになる。
もちろん、スマホやタブレットにもファンはついていない。
こうしたスマホやタブレットの進化により、その技術をフィードバックして開発されたのがM1チップということなので、パソコンの世界にM1チップが登場したことは画期的なことなのである。
ここでまとめておくと、Mac Book Airを選ぶかMacBook Proを選ぶかの基準は2つ。
それは、Proを選ぶ場合、チップに負担のかかる作業が多くて発熱し、パフォーマンスを落とさないためにファンが必要なとき。それ以外ではAir。
もう一つの基準は、静かな環境で使いたい場合にAirを選ぶ。
以上になると考える。
JISキーボードかUSキーボードか
よく、JIS(日本規格)キーボードがいいか、US(米国)キーボード(中にはUKキーボード)がいいかという記事が数多くあり、それぞれ意見が違っている。
結論は、どちらでもあまり変わらない。好みで選べばいいというのが私の意見である。
そんなことを言われてもこっちは悩んでいるのだからハッキリしろ、と言われるかもしれないので、操作の違いなどをご紹介しよう。
JISキーボードはおそらくほとんどの人が使い慣れていると思う。昔はUSキーボードなどほとんどなかった。現在もJIS規格が主流である。
だから、慣れているならわざわざUS(あるいはUK)キーボードなどにする必要なんてない。
では、なぜUSキーボードが良いという人がいるのだろうか。
それは、ローマ字入力をしていると、日本語の文字は不要だからだ。
日本語がないとキーがスッキリする。つまりカッコいい(これは主観的な要素)。
<写真比較>
上がJIS、下がUS。ご覧のとおりホームポジションのFとJがUSキーボードの方が右寄りになっている。
それにもう一つ、ブラインドタッチができる場合には、USキーボードが使いやすい点がある、ということ。
それは一番よく使うreturnキーが、指をホームポジションに置いたときに、キーを一つ挟んだ次にあるため、小指で簡単に押すことができるためである。
これが、JISキーボードになると、ホームポジションの小指とreturnキーの間には2つのキーが挟まることになり、手が小さいと届かないので一旦ホームポジションから指を離すことになる。
しかしこれも、JISではreturnキーが上下2段にわたる大きなキーになっているので、それほど不便に感じたことはない。
このほか、deleteキーについても同じようなことが言える。USキーボードでは小指で届くが、JISでは届かない。この場合、私の場合では完全にホームポジションから手を離して中指で押している。returnキーに触れてから上に指を持ってくれば見なくても間違えることなくdeleteキーを押すことができる。
ブラインドタッチをしていない人なら、JISでもUSでもどちらでも構わないが、returnキーのわかりやすさから言えば、JISキーボードの方に分がある。
もちろん、かな入力の人がUSキーボードを選ぶことはないだろう。
なお、USキーボードを選ぶことにしたので、アップルストアにて購入している。
価格ドットコムで調べたところ、1割程度の値引きが見られたのでUSキーボードであるかを確認したところ、「パッケージを開けていないのでわからない」との回答があった。
よって、より確実なアップルストアで購入することにした。支払い方法でわからないことがあったので、電話をかけると、すぐに繋がった。
電話の対応もよく、その電話で購入手続きも完了させることができた。ダメもとではあるが、下取りができるというので手続きの方法についても詳しく丁寧に教えてもらった。
携帯電話会社にかけてもなかなか繋がらないことが多いので、すぐに電話に出てもらえることはとてもありがたいことである。
WindowsからMacへ乗り換えようかと考えている方へ
価格について
Windows PC は安いものでは3万円くらいから買える。これに比べ、一番安いMacBookAirは11.5万円(税込み)である。
しかしながら、性能から考えるとMacBook Air はとてつもなく安い。Pro にしたって相当に安いと思うがいかがだろうか。
キー操作の違い
WindowsのJISキーボード(写真はテンキー付きの文字入力部分のみ)
Windows から Macに乗り換えた時、まず一番に悩むのがキー操作の違いだろう。
同じJIS規格のキーボードでも、半角/全角キーがなかったり、deleteキーがMacではbackspaceのことだったりする。
Macの場合、かなと英数字の変換は、それぞれにキーが割り当てられており、スペースキーの左が「英数」、右側が「かな」となっていて使いやすい。
また、カーソルの右側を消したい場合は、「fn」+「delete」によりWindowsのdeleteと同じ操作が行える。
「Control 」+「 C」は「Command」+「C」となるだけで、同じくコピーをすることができる。
なお、これらは、後からショートカットキーを割り当てることができるので、使いやすいように変更することも可能である。
なお、USキーボードの場合、M1 Macになってからは、左下のfnキーでかなと英数字との切り替えができる。
ただ、かな入力で決定的な違いは、再変換キーがないことである。これは、ちょっと面倒だが「control」+「shift」+「R」で再変換することができる。
また、よく使う「@(アットマーク)」の位置も違う(数字の2に割当)ので慣れる必要がある。
M1 MacBook Airを使ってみた感想
これまで使っていたIntel版MacBook Airを買い替えた理由が、CPUの暴走により処理速度が極端に遅くなったことと、購入後10年経っていたこと、そしてMacがM1チップに代わり、その性能の素晴らしさを知ったためであった。
だから当然、ストレスのない動きにとても満足している。
また、ファンの音がしないという、スマホやタブレットでは当たり前のことを、ノートパソコンでも実現できたことの素晴らしさに驚いている。
USキーボードに関しては、ブラインドタッチで文字を入力していると、正直、実用上はJISのときとそれほど変わった印象はない。
ただし、returnキーを小指ではなく、手を離してから中指で押そうとすると、その上のキーを叩いてしまうことがあり、もう少し慣れが必要ではある。
旧型Air との違い
まず、新型MacBook Airの箱を開けてみて驚いたのは、「小さいな」ということである。
並べてみると、一回り小さい。
それなのに画面サイズは同じだ。
つまり、旧型(10年前)は枠の幅が大きかったということである。
けれど、旧型の大きさでも全く持運びに不自由がなかったので、できれば旧型と同じ大きさで、画面をもう1インチサイズアップしてくれたら嬉しかった。
それからキーボードの構造も変わっているということで、キーを叩いたときの感触は、旧型は指の骨に響くような感じがあったが、新型はソフトで衝撃を吸収してくれている。
ご覧のとおり、アルミの質感も違う。(左が新型)
充電器の大きさも小さくなった(ただ、市販のものにはもっと小さなものもある)。
まとめ
以上がMacbook の選び方、そして、JISとUSキーボードの選び方であるが、いかがだっただろうか。
一般的な使い方をするならMacBook Airがオススメである。
もう少し、ハードな使い方をするならメモリを8Gから16Gにグレードアップすることもありだろう。
そして、動画編集を長時間行うような場合はMacBook Pro というのが一応の基準である。
ただし、静粛性を優先するならMacBook Airが良いということになる。
M1チップ対応のソフトがまだ揃っていないということがあるが、それもどんどん対応されてきているという。それまでの間は、「Rosetta 2」と呼ばれるプログラムにより動かすことができる。
Macは、初めPowerPCというAppleらの開発したマイクロプロセッサを使っていたものから、Windowsを動かすこともできるIntelプロセッサに移行している。その後はIntel Macのみとなり、やがてPowerPCのサポートがなくなった。
同じように、今後はIntel MacからM1 Macに全て移行することになっている。
一旦進化したら、後戻りはできないのである。
では、このへんで
取り敢えずの必需品
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