これからソロキャンプを楽しもうと思っている人、
これから自転車やバイクで日本一周をしようと思っている人に
わたしが選ぶガスバーナーを紹介します。
ネットを検索すると、たくさんバーナーの紹介記事が見つかりますね。
メリット・デメリットも書いてあってとても役に立つ記事がたくさんあります。
でも、そんな中で一つだけ選ぶとなると迷うもの。
そこで、わたしの基準で選んでみました。
なお、今回は「ガスバーナー選び カセット缶とOD缶どちらがいいの?」の続編です。
【目次】
これからソロキャンプを楽しもうとしている方や
自転車ツーリングやバイクツーリングに出かけてキャンプをしようという方
キャンプ道具は何を選んだらよいのか困っていませんか?
自転車で日本一周をしてたくさんキャンプをした経験から、もう一度自転車で旅をするならどんなガスバーナーを持っていくか、じっくり調べて検討してみました。
そして、その考えた過程をまとめましたので、参考にしていただけたらうれしいです。
わたしの選ぶガスバーナーはこれだ!
はじめに選ぶ前提を説明します。
自転車・バイクでの一人旅でソロキャンプをするために持って行きたいシングルバーナーということで選びます。
そんな旅では、手短に小さなクッカーでちょっとした料理を作って楽しみたいもの。そんな目線でバーナーを探すことにします。
その基準は、携帯性、経済性、安定性、ガス入手のしやすさ、信頼性の5つです。
1.携帯性
この携帯性とは、持っていける荷物が限られる中で、できるだけコンパクトに収納できること。バックパックするのではないので、重さは多少あってもいいことにします。
2.経済性
バーナー本体の価格がなるべく安いもの。その上ガスボンベのランニングコストも抑えたいと考えます。
3.安定性
この安定性は、本体の安定性とクッカーを乗せた時に安定する五徳の形のことです。
五徳は4本のものを選びたいです。
4.ガスの入手しやすさ
旅の途中でガスがなくなったときに、次のガス缶をどこで調達できるかが問題です。どこでも入手しやすいガスがほしいところです。
したがって、カセット缶対応のものとします。基本高度の高いところには行かないので、OD缶の寒冷地仕様のものは使う必要がないと考えました。
5.信頼性
故障した場合に修理してもらえる信頼の置けるブランドで、すぐに壊れたなどのレビューがないものを選ぶ。
ガス缶のタイプによるバーナーの形状と特徴
ここで、現在売られているバーナーにガス缶をつけた時の形を確認しておきたいと思います。
カセット缶のバーナー
カセット缶を使うものは立たせて使用できないので、横に寝かして直に取り付けるか、ガスホースにより接続するものに分かれます。
直に取り付けるものはカセット缶がついているので本体がとても安定します。ただ、五徳により鍋の安定性はかわります。
ガスホースでつなぐものは本体の形状は自由です。
ホースタイプのメリットは、ローテーブルにバーナーだけ載せたり、あるいは同じテーブル上でもCBの置く場所を変えられるので、バーナーを動かさずにCB缶だけを動かすことができて便利です。デメリットはホースの部分だけ大きくなってしまうことです。
OD缶のバーナー
OD缶自体が安定しているので、すぐその上にバーナーをねじ込むだけで使用できるため、とてもコンパクトなものが多いです。
ただし、大きな鍋を使用すると安定性が悪くなります。鍋に手を添えないで中をかき混ぜるなどをすると倒れる危険があります。
また、このタイプにもガスホースでつないで本体と離せるものがあり、こちらの場合はカセット缶ホースタイプと同様になります。
いよいよ絞り込み
以上を踏まえて前述の5つの基準に合わせて絞っていきます。
基準1により、家庭の卓上用のものは除外します。
基準2および4から、ガスのタイプは入手しやすく価格も安いカセット缶を使用することにします。
基準3は、カセットタイプは横置きまたはガスホースによって繋がれていて高さが低いので、もともと安定性は高いはずですが、安定性は要チェックです。
基準5の信頼できるメーカーとして次の9つのメーカーを選びました。その中で、カセット缶に対応したバーナーをを選びます。
1 プリムス…イワタニ・プリムス株式会社
2 EPIガス…ユニバーサルトレーディング
3 SOTO…新富士バーナー株式会社
4 snow peak…株式会社スノーピーク(CB缶タイプは卓上型)
5 ユニフレーム…株式会社 新越ワークス
6 キャプテンスタッグ…キャプテンスタッグ株式会社
7 MSR
8 ジェットボイル
9 Iwatani…イワタニ産業株式会社
そして、つぎの3つのメーカーの5つの製品の中から一つを選ぶことになりました。
なお、4、5、6、の3社は新潟にある会社なのですね。ちょっと驚きです。そのうちの4のsnow peakはCB缶の製品はあるのですが、卓上用でコンパクトではないため除外しました。
本体サイズ:幅170X奥行150X高さ110
収納時サイズ:幅140X奥行70X高さ110
最大火力:2500kcal/h
重量:350g
参考価格:6,380円
2.SOTO Gストーブ ST-320
本体サイズ:幅15.3×奥行19.5×高さ7.7cm
収納時サイズ:幅14.2×奥行7.8×高さ22.5cm
発熱量:2.1kw(1800kcal/h)(ST-760使用時)、1.7kw(1500kcal/h)(ST-700使用時) ※気温25度無風状態で点火後から5分間の燃焼データより算出
重量:380g
参考価格:7,480円
3.SOTOレギュレーターストーブ FUSION ST-330
本体サイズ:幅41×奥行12×高さ9cm
収納時サイズ:幅11×奥行7.5×高さ9cm
発熱量: 2.9kW(2,500kcal/h) ※気温25℃無風状態で点火後から5分間の燃焼データより算出。
重量:245g
参考価格:9,900円
4.UNIFLAME セパレートバーナーUS-S 610077
【収納時サイズ】約125×130×75(厚さ)mm/【ホースの長さ】約350mm
【最大火力】プレミアムガス使用時:約3,000kcal/h(約80分)/レギュラーガス使用時:約2,400kcal/h(約100分)
重量:450g
参考価格:8,900円
5.イワタニ ジュニアコンパクトバーナー CB-JCB
使用サイズ:幅155×奥行155×高さ127mm
収納サイズ:幅82×奥行68×高さ109mm
最大発熱量:2.7kW (2,300kcal/h)
重量:274g
参考価格:4,378円
結果発表
以上の5つの製品の中から選んだのは、
1.SOTOレギュレーターストーブ ST-310 です。
その理由は、五徳も大きく、本体にカセット缶がつけられて安定性が良いこと、レギュレーター付きなので外気の冷えなどボンベの冷却されても火力が低下しにくいこと、価格もそれほど高くないことからこの製品を選びました。
価格が高くても気にしないなら、
3のSOTOレギュレーターストーブ FUSION ST-330がいいと思います。ただ、レビューを見ると五徳部分がぐらつくものがあったようなので、チェックが必要かとは思います。それにガスホースでカセット缶を離せるのは熱くならないので安全でもあります。
そして、とにかく安い方が良いのなら
5のイワタニ ジュニアコンパクトバーナー CB-JCBを選びます。
実際、旅の途中で持っていたガスバーナーが詰まって使えなくなった時、北海道で実際にこのイワタニジュニアを使っている人がいて、クッカーの中に収まるのを知っていたので、この製品を買って持っています。
使ってみて、使用時もコンパクトなのにカセットを取り付けると安定します。ただ、五徳に傾斜がついているため、クッカーを置いた時に傾いたりして少し安定しないところがあります。
なお、2のSOTO Gストーブ ST-320 は火力が弱くレギュレーターがついていなくて1よりも高いということで落選しました。薄くたためるというところが売りだと思います。
4のUNIFLAME セパレートバーナーUS-S 610077は火力は十分でコンパクトだし安定性も良さそうなのですが、やはりレギュレーターがついていなくて1よりも高いということで落選しました。
なお、いずれの製品もすぐに壊れたなどのレビューはありませんでした。
最後に、点火装置はついていますが点火しなくなることがありますので、ライターは必ず持っていくこと。
そして、火力を保つ為に防風対策は必要なので、別途、風除けは用意したほうがいいです。わたしはこの次は絶対に持っていきます。
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございます。
今後は山にも行く予定なので、山専用ならどうするかも今度考えてみたいたと思っています。
ガスバーナーに限らず初心者はこうしたストーブ類を使っているとき、火を消して炎が見えなくなると、大抵触って火傷をしてしまうものです。わたしも何度もやりました。
だから、今は安全のため皮の手袋をして触るようにしています。
これからキャンプする方、覚悟しておいてくださいね。
では、このへんで
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