5月21日(火)、雨のち曇り 横浜町から青森市 64.41キロ
昨夜は水もトイレもない場所での野宿。少し離れているのに風車の唸る音や電車の通る音がしているなかで就寝。当然風車があるということは風も強い。
夜明け前に雨が降り出し目がさめる。ゆっくり寝ていられないのでそのまま起き、雨具を着てテントを畳みます。テントの下にはビックサイズのありさんがたくさんいました。
走り出すと自転車から異音がします。実は昨日、何もない公園から引き返す時、未舗装の上り坂を登りきれずに転んでしまい、その時からこれまでのとは違う音がしていたことを忘れていました。
自転車は、これまでちゃんと整備してきたし、旅立つ前にもしっかり点検していたのですが、ボトムブラケット(BB)というクランクの軸の部分はどうしても外せなくて、結局30年前に買った時のままになっています。そこだけが心配の種で、先日からカチカチと音がしていて、BBがダメになったのじゃないかとヒヤヒヤしていました。
なんだか今回のトラブルは重大な気がして、昨日の昼間、青森に着いたらで見てもらおうと自転車屋を探し、今日の2時に予約を入れています。なんとか青森まで持って欲しいと思いながら雨の中を走ります。
雨はかなり強く降っています。最初に現れたコンビニに入ります。そこのイートインコーナーで出来たての温かいおにぎりとコービーを飲んでホッと一息。出来たてのおにぎりが食べられるなんて思ってもみなかったので幸せです。
コンビニを出て走り出すと、自転車の異音はなぜか消えています。けれど力をかけすぎないように慎重に進みました。
朝早く出発したので、青森手前の浅虫には9時40分に着きました。雨はだいぶ小降りになっています。時間もたっぷりあるので、ここの道の駅にある温泉でゆっくり温まろうと思います。窓から海が見渡せるいい風呂でした。
道の駅でお昼も食べてゆっりしたのですが、青森には1時頃到着。約束の時間には早すぎますが、一応自転車屋に寄って見ます。すると「いまお客さんのところへ行っているので約束の2時にもう一度来てください」と店番のおねえさんに言われたので、一旦、予約しているホテルに行って荷物を置いて、再び自転車屋に行きました。
自転車屋のお兄さんが見てくれて、BBは特にガタつきがないので問題がないと思うとのこと。「もし、交換するにしても部品を取り寄せたりするのに時間がかかるよ。異音はサドルの止め方がゆるいだけでも音がする」と言ってサドルを触ると、「ちょっとゆるいね」とのこと。
かなり自信があるような言い方なので、とりあえずは大丈夫そうでよかった。最後に「自分でいろいろと弄ってどうにもならなくなってから持ち込むお客さんが多くてね。初めから持って来てくれたら簡単に直せたのに」と言われ、遠回しに非難されているように感じてしまいました。
夜は寿司屋でプチ贅沢。一番安い並寿司と田酒を1合。手帳を出してメモを書いていたのでライターか何かと勘違いされたのか、お吸い物をサービスしてくれました。
昨夜の睡眠不足もあり、今夜は早く寝ます。
では、このへんで。
(今日撮った写真はゼロ。翌朝の散歩写真を貼っておきます。)
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