Hakuto-日記

定年後を楽しく、生きたい人生を生きる!

2020.2.2 PART Ⅳ(最終章)瀬戸内と四国一周そして東海道の旅(自転車日本一周169日目)

2月2日(日)、晴れ 伊賀市から松坂市 62.46キロ 

今朝はまず、昨日行きそこなった愛染院に立ち寄りました。
 
芭蕉の遺言で、亡骸は滋賀県大津市の義仲寺に葬られました。これに慌てた伊賀の門人たちが形見に持ち帰った芭蕉の遺髪を、松尾家の菩提寺である愛染院の藪かげに埋め、そこに故郷塚として碑を建てました。当時の弟子たちの思いが辺りに漂っているようです。
 
今日は津に向けて出発。旧伊賀街道を走ります。今は名阪国道があるので滅多に通らないと、昨日案内をしてくれた彼女が言っていました。この道はときどき夜中に車が落っこちることがあるそうです。確かに街灯のないところがほとんどでした。
 
津に向かう途中に大山田温泉というのがあります。そこの〈さるびの〉という施設を奨められたので寄ってみることにしました。
 
ネットで見たらお湯がぬるいと書いてあったのですが、そんなことはありません。ぬるすべのとてもお肌に良いお湯でした。
 
お湯に浸かっているときに、ふと「伊勢神宮にも行ってみようかな」という気になりました。大分昔に行ったことはあるのですが、あまりよく覚えていないのです。
 
そこで、急いで伊勢神宮を往復するのにちょうどいい場所を探しました。松坂の位置がちょうど良さそうです。探すとゲストハウスもあります。その場で予約を済ませ、ナビの行先も変更しました。
 
さて、この温泉の少し先に長野峠があり、そこに猿蓑塚があります。寄ってみようと思っていましたが、気がついた時にはすでに通り過ぎていました。
 
長野峠はトンネルになっていて、猿蓑塚はトンネルの入り口付近にあったようです。けれどこのトンネルがもう長くて、とても戻る気になれませんでした(約2キロ程ありました)。
 
因みに猿蓑塚とは「初しぐれ 猿も小みのを ほしげ也」という芭蕉の句が、この長野峠の猿を見て詠まれたということから句碑が建てられたのだそうです。
 
山を下ってくると田園風景が広がります。それなのに道はクネクネしていて、だんだん方角がわからなくなってきました。ナビがあるのに結構迷いました。
 
それでもなんとか松坂のゲストハウスに無事到着できました。
 
では、このへんで。
 
 

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伊賀街道の碑

 

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旧道に入って振り返る

 

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これが旧道

 

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とても走りやすい道

 

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水車小屋を見ながら一休み

 

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さるびの温泉までは少し登り

 

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松坂市 だいぶ日が傾いた

 

旅の概要はこちらからどうぞ↓

challe.info

 

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