Hakuto-日記

定年後を楽しく、生きたい人生を生きる!

2019.12.1 西日本日本海沿岸と九州一周(自転車日本一周106日目)

12月1日(日) 、晴れ 日出町から大分市 58.5キロ

昨夜は日出(ひじ)町の糸ヶ浜にテントを張りました。左手は国東半島、右手には大分市の灯りが見えていました。そして美しい朝焼けで1日が始まります。
 
出発してすぐに、「回天、実物大模型」と書かれた立て看板を見つけました。そのまま進んでいくと、右手のこじんまりとした公園の中にそれはありました。
ちょうどテレビの取材でカメラを回しているところでした。
 
他に子供の頃ここに住んでいたという年配の方々が来ていました。
その中の1人と話をしていると、休憩中のリポーターが近づいて来て、気さくに話しかけてきました。さすが商売柄きき上手だな、と考えていたらこちらにも
「日本一周ですか、いいなぁ」
ルートや旅の期間などを聞いて、また
「いいなぁ」
いいなぁの連発です。なんとなくあちらのペースに乗せられてしまいます。
 
回天についてはご存知の方が多いと思いますが、太平洋戦争のときに、魚雷を改造して人が操縦できるようにした、いわゆる人間魚雷です。模型は実物そっくりに作られている手の込んだもので、今日は取材のため特別にハッチが開けてあり、操縦席を覗くことができました。
 
この地がまさに回天の基地で、ここで訓練を行なっていたということを知りました。こんな、のどかなところが軍の基地になっていたということに驚かされます。
 
先ほどの年配の方は
「子供の頃、海に向かってレールが2本伸びていて、なんだろうと思っていたけど、回天を台車に乗せて運んでいたんですね」
と言っていました。
 
ちなみにテレビは来年3月に放送だそうです。
そこを去るとき、リポーターの方が
「気をつけてー」
と大きな声をかけてくれました。
撮影中だったのでちょっとビックリしました。
 
別府では血の池地獄だけ見て(地獄めぐりをすると2千円かかります)、別府大分間の歩道自転車道を走りました。ここは道幅が広くて多くの方がジョギングやサイクリングを楽しんでいました。眺めも素晴らしく気持ちがいい道です。
 
大分では、昨年、定年の2年前に退職し地元に帰っていた同僚にも会えました。携帯に電話しても留守番電話で音沙汰がないため、自宅に直接行ってみて正解でした。彼の話では、携帯の調子が悪いのでほったらかしにしているとのこと。もともと電話にでないので別に構わないとのことでした。職場ではニャンコ先生と呼ばれていましたが、本人曰く、
「ますます猫してます」
 
では、このへんで。
 

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キャンプ場の朝

 

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回天訓練基地案内図

 

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兵士と家族?の像と回天

 

 

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ハッチ

 

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操舵室(1)

 

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操舵室(2)

 

 

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撮影中

 

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海中に向かうレール

  

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高台より別府湾を望む

 

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血の池地獄

 

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別府タワー

 

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別府湾沿いの遊歩道