Hakuto-日記

定年後を楽しく、生きたい人生を生きる!

2019.11.12 西日本日本海沿岸と九州一周(自転車日本一周87日目)

11月12日(火) 、曇り 小松市からあわら市 63.82キロ
 
小松の町は城下町で、以前泊まった高田の町と似ていますが、小松の方は雁木はなくて明るく感じました。道は完全な桝目ではなく、寺や神社が町の中に点在していました。
 
芭蕉は小松に長く滞在していたため、町内にゆかりの寺社が多くあります。そこに句碑が作られているため、見て回るのに結構時間がかかりました。
そして泊まり合わせたカヌー代表選手が教えてくれた芦城公園に行ってみると、その隣にある小松市立博物館で「奥の細道330年 芭蕉とこまつ」展を開催していました。普段は寺に安置されている芭蕉の木像も展示してあり、ラッキーでした。
 
そのあと、那谷寺に向かいました。途中に木場潟があるのでカヌーの練習風景を眺めようとちょっと寄ってみました。
湖上でパドルを操る姿をちょうど見ることができ(どれが同宿の彼だかわかりませんでしたが)、岸から自転車のところへ戻ろうとすると、潟の周りをランニングしていたお年寄りが自転車のそばに立っています。
何処から来たのか、泊まるところはどうしているのかと聞かれ、それに答えると
「自転車はすごい。私は日本百名山をすべて回ったけど、車だから」
と言うのです。
「いやいや、百名山踏破の方がすごいですよ。どのくらいかかったのですか」
そう聞くと、5年だということでした。自分にもできるかな、ちょっとそう思いました。
 
那谷寺では芭蕉も褒めた小松うどんを食べました。
そこから山中温泉に向かいましたが、すぐにお腹が空いてしまい、力が出ませんでした。
 
山中温泉にも芭蕉句碑がたくさんあって全ては回りきれません。いくつかをまわり、「芭蕉の館」を見学しました。結構時間がかかったので、温泉に入るのは諦めました。湯上りのご老人に尋ねたところ
「みんなそういうかもしれないが、ここの湯が一番」
うーん、一層残念。
 
この後あわら市に向かったのですが、久しぶりの峠道でした。それにしても北陸の道は狭くてトラックが多いのでとても緊張します。
 
では、このへんで。
 
 

f:id:Hakuto-MA:20200519164210p:plain

カヌー日本代表の方と

 

f:id:Hakuto-MA:20200519164637p:plain

芦城公園

 

f:id:Hakuto-MA:20200519164840p:plain

芦城公園は小松城の城跡

 

f:id:Hakuto-MA:20200519164957p:plain

芭蕉坐像 見られてラッキー

 

f:id:Hakuto-MA:20200519165132p:plain

木場潟に練習を見に行く

 

f:id:Hakuto-MA:20200519165404p:plain

ここが全日本の練習場所になっていた

 

f:id:Hakuto-MA:20200522123553p:plain

那谷寺へ行く途中で見かけた立派な演舞場

f:id:Hakuto-MA:20200519170242p:plain

色づく那谷寺の庭園

 

f:id:Hakuto-MA:20200519170903p:plain

芭蕉も褒めた小松うどん

 

f:id:Hakuto-MA:20200519171024p:plain

山中温泉黒谷橋

f:id:Hakuto-MA:20200519172108p:plain

芭蕉の館

f:id:Hakuto-MA:20200519172205p:plain

菊の湯 男湯と女湯は別の建物

f:id:Hakuto-MA:20200519172726p:plain

山中温泉こおろぎ橋